韓国人を泣かした「鬼郷」と「ドンジュ」、世界人の心までとらえるだろうか

 [写真=WAW Picturs、メガボックス・プラスエム提供/映画「鬼郷」(上)「ドンジュ」(下)]


亜洲経済チェ・ソンヒ記者=韓国歴史の痛い傷の話である映画「鬼郷」と「ドンジュ」が韓国の観客だけではなく、海外の観客まで泣かした。

日本軍慰安婦の被害者の実話をもとに描いた「鬼郷」(チョ・ジョンレ監督)は3月11日、アメリカのLAとダラスの公開に続き、カナダとアメリカ全域に拡大公開された。上映期間中8~9割以上のシェアを記録した「鬼郷」は団体上映の問い合わせが殺到するほど熱い反応を引き出した。必需的に観覧すべき映画といわれる「鬼郷」は日本軍慰安婦被害者の悲しい歴史を描いた内容で11日、アメリカのLAとダラスの公開を皮切りにカナダ、アメリカ全域に拡大公開された。特に韓国の観客だけでなく、アメリカの観客まで映画館を訪れたのが意味深かった。このような海外の観客たちの関心のおかげで「鬼郷」は3月31日、オーストラリアとニュージーランドでも封切りを確定した。韓国での反応も熱い状態が続いており、2月24日に公開してから累積観客数350万を突破した。

一方、尹東柱(ユン・ドンジュ)詩人と独立運動家宋夢奎(ソン・モンギュ)の輝く青春を描いた映画「ドンジュ」(イ・ジュンイック監督)もアメリカ封切りを確定した状態だ。「ドンジュ」は4月1日、アメリカLAを筆頭にシカゴ、ワシントンDC、アトランタ、ダラスなどアメリカ全国5都市の封切を確定し、上映館も拡大される予定だ。「ドンジュ」は韓国で20代の若い観客から60代以上まで幅広く魅了し 、2月17日公開してから累積観客数110万人を突破した。韓国観客の心を奪った「ドンジュ」が海外の観客にはどんな評価を得るか期待が集まっている。

アメリカ配給を推進した配給会社であるメガボックス(株)プラスエムのイ・ジョンセ部長は"映画「ドンジュ」は大韓民国の史上初、詩人「尹東柱(ユン・ドンジュ)」の人生を描き、公開後、観客たちの爆発的な口コミで100万突破という大きな成果を成し遂げた。「ドンジュ」こそ韓国だけでなく全世界の観客にも時代と世代を超えて深い感動を与えることのできるコンテンツという信念でアメリカの配給を企画、推進することになった"と伝えた。

韓国では必需的に観るべきの映画とされる映画「鬼郷」と「ドンジュ」。日本帝国主義を背景に歴史的事実をもとにしたこの二つの作品が海外の観客にも十分な共感を得ることができるだろうか?また、どのように評価されるだろうか、期待が高まっている。


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