農村振興庁は韓国牧場型乳加工研究会と今月6日、ソウル龍山駅アイパークモール広場で「第10回牧場型ナチュラルチーズコンテスト」の応募を展示広報すると明らかにした。今回のイベントは、韓国の酪農家たちが作ったナチュラルチーズの客観的な品質を評価し、品質の向上を誘導して輸入チーズ比の競争力を確保することができるように用意されたものである。
牛乳の消費は減っているのに対し、1人当たりのチーズ消費量は2000年0.94kgで、昨年は2.4kg(ナチュラルチーズ1.9、加工チーズ0.5)で2倍以上に増えた。しかし、輸入チーズが消費の80.3%を占めている。チーズ100gを作るには牛乳1kgが必要である。新鮮な原乳に乳酸菌を接種して作成するナチュラルチーズは、牛乳の栄養が10倍近く濃縮されており、種類も豊富である。牛乳を飲まない人もチーズは安心して食べることができる。
今回の行事には、カマンベールチーズやゴーダチーズなど味も形も様々なナチュラルチーズをはじめ、100種以上の乳製品を展示する。国内乳加工品の優秀性を知らせるためのチーズと発酵乳製品の試食会も進行する。また、チーズを作る過程を映像やパネルで紹介し、消費者が直接参加するチーズのクイズ番組、チーズ作り体験、消費者の現場評価会など多彩なイベントが繰り広げられる予定だ。
パク・ボムヨン農村振興庁国立畜産学院畜産物利用課長は「今のように牛乳の消費が停滞したとき、国内生産ナチュラルチーズの消費を増やすだけでも難しい酪農現実を克服する力になる」とし、「私たちの口に合う様々な乳製品のレシピを継続して開発し、酪農家に支援する計画だ」と話した。
(亜洲経済オンライン)
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