産業部公務員「国外訓練報告書」盗作多数摘発

[写真=産業通商資源部]


6日、国会産業通商資源委員会所属のキム・ハンピョ セヌリ党議員が人事革新処および産業通商資源部から提出させた「2005年~2014年までの政府部署国外訓練派遣者現況」の資料によると、最近10年間でハーバード・スタンフォード・オックスフォードなど海外大学で研修受けた政府部署公務員は3159人であると集計された。研修費には合計3149億ウォンの国家予算が執行された。

現在、国外訓練派遣者などは「国外訓練指針」により研修期間を終了して国内に戻る際に、国外訓練報告書を提出するように規定されている。この規定により、各政府部署は「国外訓練審議委員会(訓練成果評価委員会)」を構成して提出された国外訓練報告書を論文水準の基準として厳格な管理と評価をする。評価結果により、不十分な資料を提出した公務員に対しては、再作成を要求したり訓練費精算を禁止するようにしている。

産業部に2013年~2015年までに提出された国外訓練報告書5件をサンプルとして抽出して盗作の有無を調査した結果、全てがインターネット文書および政府機関研究報告書をそのまま書き写して提出していたことが明らかになった。5件中、一部の報告書は内容の最大46%まで盗作したことが明らかになり、盗作した部分は引用表記脱落などの単純失敗でない原文の表や文面を100%同じように引用していた。

しかし、産業部国外訓練審議委員会は2013年~2015年までの国外訓練報告書を審査・評価し、盗作の有無を明らかにすることができなかった。不十分な報告書を摘発して再作成を要求したり訓練費未支給を決めたこともないと明らかになった。これに対してキム議員は「年間1人当り5000万ウォンずつ、国費支援を受けて海外で留学を受ける公務員たちが、他人のものを書き写して報告書を提出するなど国民の血税を浪費している」と叱責した。

(亜洲経済オンライン)

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