
[「ピーナッツリターン」大韓航空の法務室長召喚調査…捜査に加速度]
「ピーナッツリターン」事件を捜査中の検察が証拠隠滅疑惑と関連、大韓航空の法務室長を呼んで調査するなど捜査に速度を出していることが分かった。
20日、連合ニュースの報道によるとソウル西部地検刑事5部は同日、大韓航空の法務室長を参考人資格で召喚し、調査を進めた。
検察側は午後、大韓航空幹部(法務室長)1人を召喚した中、証拠隠滅と関連して事実関係を確認中だ。
これに先立ち、検察は18日、証拠隠滅容疑などを受けている大韓航空の客室担当常務を召喚し調査したことがある。常務は調査過程で容疑を一部認定し、身分が参考人から被疑者に転換された。
客室担当常務は5日、チョ・ヒョンア前副社長の「ピーナッツリターン」事件が発生した後、社員に最初の報告メール削除を指示して虚偽の陳述を強要するなど他の役職員たちを動員して組織的に今回の事件を縮小・隠ぺいしようとした疑いなどを受けている。
検察はチョ前副社長を含めた大韓航空の役職員に対する通信資料押収捜索令状(通信事実確認資料要請)も受けて調査したという。
検察はこれを土台にチョ前副社長が証拠隠滅を直接指示したのか、リアルタイムまたは事前・事後に報告を受けたかどうかを裏付けるのに力を入れている。
チョ前副社長が証拠隠滅を直接指示しなくても証拠いんめつに関する報告を受けた事実が確認された場合、検察が彼女について事前拘束令状を請求する可能性が大きいものとされている。
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