北朝鮮リ・スヨン外相、ARF己亥アセアンに精魂を込める?

北朝鮮[写真=アジア洲経済DB]


来月10日にミャンマーで開かれるアセアン地域安保フォーラム(ARF)を前に、北朝鮮のリ・スヨン外相がミャンマー以外にラオス、ベトナム、インドネシアも訪問すると発表され、アセアンに精魂を込めるためではないかとの観測が出てきている。特にアセアンは中国から韓国に入国する北朝鮮脱出者の主な経路という点で、より一層世間の注目を集めている。

リ・スヨン外相はARF出席前にラオスとベトナムを訪問した後、ミャンマーで開かれるARF外交長官会議に出席し、その後インドネシアを訪れると発表された。

リ・スヨン外相の今回の訪問はアセアン内で比較的親密な関係を維持してきた国家を通じて、国際社会の制裁強化にともなう外交的孤立を脱離しようとする努力として分析される。

今回のARFでは北朝鮮の孤立様相が明確だった昨年、ARFのような状況が再び起こらないようにラオスやベトナムを相手に精魂を込めるという展望も出てきている。

昨年ARFでは北朝鮮核問題と関連し、異例の北朝鮮の主張が反映されなかった議長声明が採択された。

今年4月に就任したリ・スヨン外相がここ50日以上、アフリカや中東を訪問するなど積極的外交を広げているという点も関心がある。

北朝鮮は最近ではテロ資金の取り引き防止などのための「アジア・太平洋マネーロンダリング防止機構(APG)」にオブザーバーとして参加した。

政府消息筋は22日「(北朝鮮が)国際的孤立を脱離するために積極的になっているようだ」と話した。

特にラオスなどは中国に滞留する北朝鮮脱出者が韓国に入国する主な経路という点でも韓国政府はリ・スヨン外相の今回の訪問に注目している。ラオスでは昨年5月に脱北孤児9人の追放事件が広まるということも起こった。

一方韓国政府もARFを控えた今月28~29日ラオス、ベトナム、カンボジア、タイ、ミャンマーなどメコン川流域5ヶ国とソウルで韓・メコン外交長官会議を開き、出席国家と両者会談をする予定だ。

(亜洲経済オンライン)
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