2日、業界によると、今年は、現代自動車の「ソナタ後続(プロジェクト名LF)」と起亜自動車「カーニバル後続(プロジェクト名YP)」、「ソレント後続(プロジェクト名UM)」など大型主力モデルが発売を控えている。
最も期待を集めている新車は、来る4月にニューヨークオートショーでベールを脱ぐ7世代の新型ソナタである。新型ソナタは、2009年6世代ソナタの発売以来、5年ぶりに開発された完全変更(フルチェーンジ)を経る。
新型ソナタは、現行ソナタの破格的なデザインを一段階進化させ、洗練された姿で再誕生する予定だ。新型ジェネシスに適用した「フルイディディックスカルプチャー2.0」の設計思想を適用してヘキサゴナル型の大型ラジエーターグリルを装着して、直線と曲線を適切に組み合わせることが予想される。パワートレインは、ガソリンの他にディーゼルエンジンが追加される見込みである。
現代車は最近発売された新型ジェネシス出荷が今年から本格化して上半期新型ソナタが追加で発売され販売量の拡大に大きな期待感を示している。現行のソナタは、発売4ヶ月ぶりに累積契約台数が10万台を超えている。
起亜自動車は今年上半期の新型カーニバル、下半期新型ソレントをそれぞれ披露し、RV名家の地位を強固にする計画だ。
まず、2006年に発売された第2世代のカーニバルに続き、8年ぶりに発売される第3世代の新型のカーニバルは、車体を育てて内·外装のデザインを新たに変更する。全体的な外観は、最近、起亜車のファミリールックを継承し、直線を活用したデザインを適用するものと見られる。
北米市場を主力とする新型のカーニバルは、現地の特性に合わせて快適な乗り心地とゆったりとした高級感のある室内空間を実現します。特に競争モデルであるトヨタのシエナ、ホンダのオデッセイなどの長所を徹底的にベンチマーキングしたと伝えられる。
続いて、下半期には6年ぶりに完全変更を経る3世代の新型ソレントを出す。昨年のシカゴオートショーで披露したクロスGTコンセプトカーをベースにした新型ソレントは、ボディサイズを育ててシュライオグリルを適用するなど、起亜車のファミリールックを続けていく。
加えて、性能を大幅に向上した電気自動車であるソウルEVを国内で発売する。上半期中にデビューを果たすソウルEVは、電気自動車の核心である、バッテリーの性能を最大限にして1回の充電で218kmを走行することができる。
現代·起亜自動車を除く国産車3社はディーゼルと部分変更モデルなどラインアップを拡大する計画だ。韓国GMは中型セダンであるマリブのディーゼルエンジンをのせて効率性を強調したマリブディーゼルを上半期中に市場に投入する。
ルノーサムスンは最近人気を博しているQM3のほか、SM3、SM5、SM7、QM5など主力モデルの一部変更(フェイスリフト)モデルを発売する予定だ。ルノーサムスンは一部変更モデルを使用して、その新しいファミリールックを構築する方針だ。
今年の特別な新車予定がない双竜自動車は、来年の発売を目指す小型SUVモデル「X100」の開発に拍車をかける計画だ。
(亜洲経済オンライン)
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