韓国雇用情報院は１０日、２００９年８月と２０１０年２月に大学・専門大学（日本の短期大学に相当）を卒業した１万８０７８人の求職活動や職場経験などを追跡し分析した「２０１１年大卒者職業移動経路調査」の結果を発表した。
それによると、全体の４１．５％は卒業前に最初の就職先が決まった。また、最初の職場に正社員として入社した人は６４．７％で、男性（６９．３％）が女性（６０．３％）より多かった。
卒業前の年俸希望額は平均２６０４万ウォン（約２３０万円）だったが、入社後の実際の年俸は平均２２０８万円で３９６万ウォンの差があった。
最初の就職先が決まるまでにかかった期間は平均１１．４カ月だった。また、４年制大学卒業者が卒業までにかかった期間は平均６．１年で、男性が平均７．３年、女性が平均５年だった。
韓国雇用情報院関係者は「語学研修や就職活動などのために多くの大学生が１年以上休学したり卒業の時期を先送りしているとみられる」と説明した。
（聯合ニュース）
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