韓国の大韓貿易投資振興公社(KOTRA)は23日、ソウル市の本社に中国インターネット通販業界2位の京東商城を招待し、商談会を開催する。KOTRAが22日明らかにした。
京東商城の商品企画担当者が衣類や生活用品、育児用品など消費財について、韓国企業約60社と商談を行う予定。
KOTRAによると、京東商城は国内消費者のニーズを反映し、韓国と日本の商品を販売する専門コーナーで日本製品を減らし、韓国製品を拡大している。5月末にオープンした同コーナーでは韓国製品が3分の1を占めている。
韓国製品は日本製品より価格が低く、中国消費者から人気を集めている。とりわけ、下着や育児用品、スポーツ用品、ファッション雑貨などのニーズが高いという。
KOTRAは8月、中国ネット通販3位のアマゾンチャイナと韓国製品コーナー運営に関する覚書を締結し、韓国企業との商談を設定した。アマゾンチャイナ幹部は約1500品目を販売している韓国製品を化粧品や食品、衣類などを中心に約3000品目に増やすほか、年末に韓国製品販促イベントを開く計画を示した。
KOTRA関係者は中国で韓国製品の人気が高まっていることについて、「日本製品と品質の差がなく安い。韓流ブームも背景にある。日本との領土紛争による反日感情も無視できない」と分析した。
(聯合ニュース)
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