米ウォルト・ディズニーカンパニーがソーシャルゲーム大手の「プレーダム」を総額7億6320万ドル(約670億円)で買収したと発表した。
プレーダムは「Facebook」、「MySpace」などのSNSに向けてソーシャルゲームを提供する大手企業で、『Social City』『Sorority Life』といったゲームを提供してきた。
SNSのユーザーを対象としたソーシャルゲームは有望な市場と考えられ、急成長する企業も現れているが、Facebookで2位のユーザーを抱える「PlayFish」をゲーム大手のエレクトロニック・アーツが買収したのに続いて、3位のプレーダムもディズニーというメディア大手が買収となった。1位の「Zynga」には日本のソフトバンクなどが出資している。
ディズニーはゲームを含めデジタルメディア事業を強化していて、自社でもコミュニティを持ちソーシャルゲームを提供中。プレーダムを買収することによってFacebookやMySpaceで大きな地位を占めると共に、月間数千万人規模のゲーム構築ノウハウを手に入れる事になる。
プレーダムは2008年の創業。積極的に資金調達を行ない、買収を通じて15のスタジオを傘下に抱える。ディズニーによる株式の取得金額は5億6320万ドルで、残りの2億ドルは買収後のパフォーマンスに応じて支払われる。
日本語ニュースチーム news@ajnews.co.kr
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