‘白紙の上の名作’セマングム…「どの様に描くか」

国際商品取引所・金融センター現実に合わせて誘致しなければ…規制緩和・早急な決定が必要

「すべての不朽の名作は白紙の上に描かれました」、‘緑色成長セマングム国際フォーラム2009’はパブロ・ピカソの名言を紹介する映像で開幕した。セマングムが不朽の名作を描き出す巨大な画用紙になったわけだ。

5日ソウルのハイヤットホテルで開かれたセマングム国際フォーラムで発表者たちはセマングムを親環境緑都市、北東アジア経済中心地とし育成するための開発環境金融分野提言を発表した。「持続可能な開発」を注文しながら開発成功のために港湾、国際空港ではなくて快適な教育医療住居条件を取り揃えなければならないと助言した。 規制緩和と迅速な意思決定も必須とし、意見の集約をした。

◆‘緑色’と‘成長’が2大キーワード
ピム・コク(Kok)前オランダ総理は基調演説で国土の3分の1が海水面より低く、長年の干拓歴史を持った自国経験を伝えた。コク総理は「ロッテルダム港とアムステルダム国際空港でオランダがヨーロッパ玄関として立地を固めたようにセマングムにも港と国際空港を必ず建設しなければならない」と主張した。 また、首相は「投資幼稚のためには、これらインフラと共に快適な医療・教育・住居条件など公共インフラも取り揃えて労使関係も安定しなければならない」と強調した。

モハン・ムナシング(Munasinghe)UN政府間気候変化委員会(IPCC)副議長は「気候変化対応方案を持続可能な開発戦略に基づき、セマングムの未来像を探さなければならない」とし「開発目標と方向を明確にしながら経済成果と一緒に、環境と持続の可能性も考慮しなければならない」と語った。 副議長は地球温暖化に対し、長続き成長が可能な開発代案を提示しながら、2007年アル・ゴアとノーベル平和賞を共同受賞した。

◆先ず経済的妥当性を

‘緑色’と‘成長’と言うキーワードは主題発表と討論を通して、具体的に論議された。アラブ首長国連邦(UAE)が‘炭素ゼロ都市’を目標に作ったマスダルシアの前開発マネージャーのゴードン・ファルコーナーは「マスダルシアはショーケース的な性格が強く、セマングムはマスダルシアよりも良い環境と発展の可能性がある」と評価した。

彼は「 民間資本参加を誘導しようとすればマスダルシアのように土地を国有化し、初期低価賃貸方式で投資魅力を高める方案が考えられる 」とした。ソウル大、経営学部チョ・ドンソン教授が司会に出た討論で参席者たちは開発での経済的妥当性が優先と言う意見を集約していた。

コク前総理は「経済的妥当性がなければ、外部支援を誘導不可能だ」とした。彼は農業・産業用地の肯定的な比率を聞かれた質問で「韓国政府が産業用地比率を高める事は肯定的な事である」とし「農地と産業を別途のものとして見ず、先端農業や食品加工業などを通して、有機的に発展されるべき」だと答えた。

世界的金融中心地として成長するならば、現実性のある目標を掲げる必要があると助言した。ディビット・エルドン(Eldon)前大統領職 引受委員会の競争力強化委員長は「ロンドン・ニューヨークなどの様な金融中心地よりも地域金融センターになる事が現実的だ」とし「金融中心地として、成長するまでは、時間をかけ努力する必要するだけあって、粘り強く推進すべき」だと述べた。

セマングム・グンサン経済自由区域庁イ・チュンヒ庁長は「セマングムは広大な土地が国家所有とされ差別化されたインセンティブがあり、規制と障害が少なくて意図どおり開発することができる」とし「政府はセマングムに対するビジョンを確保しており、法的・制度的支えが明確でなければならない」と語った。
 


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