
韓国検察が24日、文在寅(ムン・ジェイン)前大統領を収賄の疑いで在宅起訴した。文氏は、元婿のソ某氏のタイスタージェット特恵採用疑惑関連の検察捜査を受けていた。
検察は「タイイースタージェットの実所有主である共に民主党のイ・サンジク前議員は賄賂供与疑惑で在宅起訴した」と明らかにした。ただ、2021年に離婚したソ氏と娘のダヘ氏に対しては不起訴処分(起訴猶予)した。
法曹界によると、全州地検刑事3部(部長検事 ベ・サンユン)は、イ元議員が2018年3月、中小ベンチャー企業振興公団の理事長に任命された見返りとして、ソ氏を同年7月にタイイースタージェットに特恵採用したと判断している。
航空業界での勤務経験がなかったソ氏が受け取った給料やタイ移住費支援金など、2億2300万ウォンあまりを賄賂とみなしたものと分析される。
これに先立って検察は昨年8月30日、ダヘ氏の済州別荘とソウル鍾路区(チョンノグ) 付岩洞(プアムドン)の自宅などを家宅捜索し、文前大統領を被疑者として令状に摘示した。
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