![[写真=現代自]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/07/03/20250703152640102945.jpg)
現代自と起亜が上半期に米国で計89万3152台を販売し、昨年同期より販売台数が9.2%増えたことが分かった。 これで現代自と起亜は上半期基準で最多販売記録を更新した。
現代自動車グループは2日に発表した6月・上半期の米国実績を通じてこのように明らかにした。 この日発表した実績によると、現代自は上半期47万6641台で、昨年より販売台数が10.5%増え、起亜は41万6511台で、7.8%増加した。 現代自の実績に含まれているジェネシスも3万7361台が売れ、前年比17.4%増加した。 これを全体的に合算すれば、昨年より9.2%販売がさらに増えたものと推算される。
販売台数の増加の中、現代自と起亜、ジェネシスは今年上半期に歴代最多販売記録を達成した。 特に、現代自動車グループが集中しているエコカーも18万715台を販売し、同様に上半期に最も多い販売台数を記録した。 ハイブリッド車(13万6180台)が昨年より45.3%多く売れたのが功を奏した。 ただ、電気自動車(4万4533台)の場合、むしろ28%減少した。
現代自と起亜の上半期の成長傾向は、主要グローバル完成車メーカーの中でも上位に属する。 現代自より高い販売台数の増加率を達成したのは、11.8%を記録した米国市場1位のゼネラルモーターズ(GM)だけだった。 販売台数2位のトヨタ(4.2%)と3位のフォード(6.8%)はいずれも現代自より成長率が低かった。 テスラ(-13%)とスバル(-8.6%)の場合、むしろ昨年より販売台数が後退した。
特に、米国に輸入される車に対する25%の関税が本格化した4月以降も、成長の勢いがしっかりしている点が目立つ。 現代自と起亜の第2四半期の販売台数は47万3240台で、昨年より7.9%増えた。 細部的に現代自は10.3%、起亜は5.2%増え、並んで第2四半期の最多販売台数記録を更新した。 ハイブリッド車を中心にエコカーの販売が好調を見せ、ジェネシスとRV車種を中心に大幅な販売増加を記録したのが功を奏した。 グローバル完成車メーカーの中ではフォード(14.4%)とホンダ(8.7%)に続き、販売増加率3位に上がった。
6月の販売台数も現代自を中心に好調を見せた。 現代自と起亜の6月の合算販売台数は14万374台で、前年同期比0.9%増加した。 現代自が7万6525台を販売し、昨年より販売が4.5%増えたが、これにはジェネシスの高い成長率(21.4%)が寄与した。 これを足がかりに、現代自は前年同期基準で9ヵ月連続で販売台数が増加した。 一方、起亜の場合は6万3849台で、昨年より3.2%減少した。 ただ、K5やカーニバルなどの販売は依然として上昇傾向にある。
ハイブリッド車と電気自動車の明暗は6月にも分かれた。 6月のハイブリッド車の販売台数は2万1443台で、昨年より15.8%増加した反面、電気自動車は7191台で、36.9%減少した。 特に、起亜の電気自動車販売台数は2074台で、昨年より63.9%も減少したが、全般的な米国内の電気自動車市場の萎縮に直撃弾を受けた。
細部的に現代自はツーソン(1万6378台)、アバンテ(1万2412台)、サンタフェ(1万230台)が1万台以上販売され、起亜はスポーテージ(1万2630台)とK4(1万1564台)が6月の販売台数が強気を見せた。
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