2026. 10. 23 (金)

100年に一度咲くソテツの花…2026年の世界島博覧会で注目の「幸運の花」

  • 主会場のジョバルドの森でソテツの花が開花…希少な花を見ようと観客が訪れる

  • 黄褐色の雌花に赤い実も…11月4日の閉幕を前に新たな見どころ

2026年の世界島博覧会主会場のジョバルドの森で、学生の観客が花を咲かせたソテツの木を見上げて写真を撮っている。「100年に一度花を咲かせる」という俗説で知られるソテツの花が開花し、観客の関心を集めている。写真提供=2026年世界島博覧会組織委員会
2026年の世界島博覧会主会場のジョバルドの森で、学生の観客が花を咲かせたソテツの木を見上げて写真を撮っている。「100年に一度花を咲かせる」という俗説で知られるソテツの花が開花し、観客の関心を集めている。 [写真=2026年世界島博覧会組織委員会]
 

「100年に一度咲く」と言われるソテツの花が2026年の世界島博覧会で姿を現し、観客の関心を引いている。博覧会場の整備当初から開花が期待されていたソテツが実際に花を咲かせ、新たな観光名所として注目を集めている。

2026年世界島博覧会組織委員会は、主会場のレストラン・マーケット島A近くのジョバルドの森にあるソテツが花を咲かせ、観客の訪問が続いていると22日に発表した。

ソテツは温暖な地域で育つ常緑植物で、生育環境や個体の状態によって開花時期が異なる。花を咲かせるまでに長い時間がかかることがあり、古くから希少な花とされてきた。

特にソテツの花は「100年に一度咲く」という俗説とともに、花を見ると幸運が訪れるという話が伝わり、観客の好奇心を刺激している。

ただし、ソテツが実際に100年ごとに花を咲かせるわけではない。気温や日照量、生育状態などの条件によって開花周期は異なる可能性がある。

今回花を咲かせたソテツは、博覧会場の整備以前から開花の可能性に注目されていた木である。博覧会の閉幕を前に花を咲かせ、観客に新たな見どころを提供している。

組織委員会によると、今回観察されたのは雌花で、黄褐色の羽毛のような構造の間から赤い実が見える独特な形をしている。

一般的な花のように華やかな花びらが広がる姿とは異なり、初めて見る観客は花であることに気づかないこともある。

21日には学生団体の観客がソテツの花を見ながら写真を撮るなど、関心を示した。

ある学生は「初めて見る花で不思議だった。通り過ぎるところだったが、再び見ることができるかもしれないと思うと、より特別に感じた」と語った。

ソテツの花を巡る幸運の俗説も観客の関心を高めている。花の前で家族の健康や平安、個人の願いを祈る姿が続き、ジョバルドの森は博覧会場の新たな観覧スポットとして定着している。

ソテツの花が咲いたジョバルドの森周辺には、秋の情緒を感じられる散策スペースも整備されている。

森の小道を進むと、屋外庭園に移動し、菊などの季節の花とともに、余浦の海を眺望できる。海女を形象化した造形物や海岸の散策路もあり、自然景観と博覧会の展示を共に楽しむことができる。

特に夕暮れ時には海と島の間に広がる夕焼けを楽しむことができ、昼間の展示観覧と夕方の散策を結びつけた観覧ルートとしても活用できる。

組織委員会は今回のソテツの花の開花が島の自然環境と生態的価値を知らせる契機になることを期待している。

鄭春煥 2026年世界島博覧会組織委員会企画広報部長は「長い待機の末に花を咲かせたソテツのように、島にも長い年月海と共に続いてきた自然と生活が宿っている」と述べ、「11月4日の閉幕前に、ソテツの花の前で願いを込めて、島がもたらす幸運を共に感じてほしい」と語った。

博覧会の閉幕まで残された期間、ソテツの花をはじめとする屋外展示や自然景観が観客にとって別の見どころとなるだろう。

一方、2026年世界島博覧会は「島、海と未来をつなぐ」をテーマに、9月5日に開幕し、11月4日まで61日間、余浦のドルサン・ジンモ地区主会場や余浦世界博覧会場、カイド・クモド地区で開催される。世界の島の文化や生態、未来の価値を紹介する展示や体験・公演プログラムが行われている。





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