2026. 10. 13 (火)

食事の順番が血糖に与える影響

  • 京都大学の研究チーム、マウス実験で初期血糖上昇の緩和を確認

  • ホルモン・迷走神経の作用を解明…人間への応用には追加研究が必要

ソウルの小学校で昼食時に生徒たちが給食を受け取っている。 [写真=聯合ニュース]
ソウルの小学校で昼食時に生徒たちが給食を受け取っている。 [写真=聯合ニュース]

炭水化物を摂取する前にオリーブオイルなどの脂肪を先に食べることで、食後の初期血糖上昇を緩和できるという動物実験の結果が発表された。摂取する栄養素が同じでも、食べる順番によって血糖反応が異なる可能性がある。

京都大学、岐阜大学、名古屋大学などが参加した共同研究チームは、マウスを対象にオリーブオイルの摂取順序が血糖に与える影響を分析した研究結果を、8日に国際学術誌『ダイアビティス』(Diabetes)に発表した。

研究チームは、夜間に絶食したマウスを三つのグループに分け、オリーブオイルとブドウ糖を異なる順序で投与した。

第一のグループには水を与えた後、ブドウ糖を投与した。第二のグループにはオリーブオイルを先に投与し、15分後にブドウ糖を与えた。第三のグループにはブドウ糖を先に投与し、15分後にオリーブオイルを与えた。オリーブオイルの投与量はマウスの体重1㎏あたり5㎖であった。

その結果、オリーブオイルをブドウ糖より先に投与したマウスは、他のグループに比べて初期血糖上昇の幅が小さかった。特に、ブドウ糖投与15分および30分後の血糖が低く、投与後60分までの血糖曲線下面積(AUC)も減少した。

120分までの全体的な血糖反応には差がなかった。オリーブオイルを先に摂取した効果が主に初期血糖の急激な上昇を緩和することに現れたことを意味する。

研究チームは、この現象が起こる原因を探るため、血糖調節に関与するホルモンと胃排出速度を分析した。

オリーブオイルを先に投与したマウスでは、食物が胃から小腸に移動する速度が遅くなった。このことに伴い、グルカゴン、胃抑制ポリペプチド(GIP)、グルカゴン様ペプチド-1(GLP-1)などの初期分泌が増加した。

胃排出速度が遅くなることで、ブドウ糖が小腸に到達する過程に影響を与え、結果的に初期血糖上昇が緩和されたと研究チームは分析した。

特にグルカゴンとGLP-1の役割が注目された。一般的にグルカゴンは血糖を上昇させるホルモンとして知られているが、今回の研究ではGLP-1と共に作用し、胃排出を遅らせ、初期血糖上昇を抑制するのに寄与することが示された。

研究チームがグルカゴンやGLP-1の信号をそれぞれ遮断した場合、オリーブオイルを先に投与した効果は大体維持された。一方、両方のホルモンの作用を同時に遮断すると、血糖上昇抑制効果が弱まり、胃排出を遅らせる効果も消失した。

追加の遺伝子変異マウス実験でも、二つのホルモンの信号伝達経路が互いに機能を補完するという解釈を裏付ける結果が得られた。

脳と消化器官をつなぐ迷走神経も重要な役割を果たすことが確認された。研究チームがマウスの横隔膜下の迷走神経を両側とも結紮したところ、血糖上昇抑制効果と胃排出遅延効果が減少した。

この現象は糖尿病のあるマウスでも観察された。研究チームは2型糖尿病モデルのNSYマウスとインスリン分泌能力が著しく低下したSTZマウスを対象に実験を繰り返し、両グループとも初期血糖上昇が緩和される結果を確認した。

オリーブオイル以外の脂肪でも類似の反応が見られた。亜麻仁油や豚脂を先に投与したマウスでは、初期血糖上昇の緩和と胃排出遅延効果が確認された。ココナッツオイルを投与した場合でも、胃排出が遅くなり、初期血糖上昇が緩和される傾向が観察された。

研究チームは今回の結果が食事の順序によって血糖反応が変わる生理学的原理を理解するのに役立つことを期待している。

先行する人を対象とした研究でも、野菜やタンパク質、脂肪を炭水化物より先に摂取することで食後の血糖上昇を緩和できるという結果が報告されている。今回の研究は、これらの現象に関与するホルモンと神経系の作用を動物実験を通じて具体的に検討した点で意義がある。

研究責任者の京都大学の矢部大介教授は、日常生活で持続可能な食事療法の重要性を強調した。特定の食品を無条件に制限するのではなく、摂取順序を調整する方法が血糖管理に役立つ可能性があると説明した。



* この記事はAIによって翻訳されました。
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