一方、虐待加害者の大多数は依然として親であり、虐待によって命を失った子どもは前年より増加しており、その中でも半数近くが自らを守る力のない1歳未満の乳児に集中しているため、政府の対策の高度化が急務であるとの指摘がある。
保健福祉部は、2025年に発生した児童虐待に関する主要統計をまとめた『2025年児童虐待年次報告書』を発刊し、国会の保健福祉委員会に提出したと4日発表した。
報告書によると、2025年の児童虐待通報受付は合計6万3166件で、2024年(5万242件)より1万2924件(25.7%)急増した。同期間に児童虐待として最終判断された事例は2万3648件で、前年に比べ3.4%(844件)減少し、通報に対する虐待判断率は41.0%で前年より11.0ポイント低下した。
「軽微なしつけも疑い」通報のハードルが低下…虐待判断率は低下
昨年の児童虐待通報受付が6万件を突破したのは、16ヶ月の養子の死亡事件などで社会的な怒りが極まった2021年(5万3932件)を大きく上回る数値である。最近5年間の推移を見ると、一時的に調整を経験した2022年(4万6103件)以降、3年連続で明確な増加傾向を示している。注目すべきは、通報が大幅に増えたにもかかわらず、実際に児童虐待として最終判断された割合(虐待判断率)が逆に低下したことである。昨年の児童虐待判断件数は2万3648件で、最終判断率は41.0%にとどまった。
これについて保健福祉部は、「これまでの政府の継続的な予防広報と国民の意識改善の努力のおかげで、過去にはしつけとして黙認されていた軽微な状況についても周囲の人々の積極的な通報が行われた結果」とし、「現場の専任公務員や警察の調査過程で最終的に虐待として分類されなかった事例が増えたため、判断率が自然に低下したと分析している」と説明した。
実際、一般市民など通報義務のない者の通報割合は2021年55.1%から2025年83.9%まで上昇した。
虐待加害者の85%は『親』…家庭内の密かな暴力は依然として続く
通報意識は成熟したが、実際に虐待が発生する場所と加害者のつながりは依然として堅固である。虐待加害者のタイプを見てみると、親が2万2172件で全体の85.3%を占め、圧倒的であった。親の割合は2024年(84.1%)よりも1.2ポイント増加した。次いで代理養育者(6.4%)、他者(4.8%)、親族(2.4%)の順であった。発生場所も、被害児童の居住地など「家庭内」で発生した事例が1万9752件で全体の83.5%に達し、家庭という閉ざされた空間で密かに行われる虐待の特性を如実に示している。
被害児童を虐待加害者から分離保護した事例は、即時分離(臨時保護)1343件を含め、合計2043件(8.6%)と集計された。
一方、最近5年間に虐待判定を受けた家庭で再び虐待が発生した「再虐待」事例は3584件(15.2%)であることが示された。再虐待率は2022年16.0%から2023年15.7%、2024年15.9%、2025年15.2%と緩やかな減少傾向を続けている。
保健福祉部は、児童保護専門機関の事例管理強化と専門人材が直接家庭を訪問する「訪問型家庭回復事業」の定着が再発抑制にポジティブな影響を与えていると評価した。
死亡した子ども38名中18名が『1歳未満の乳児』…危機感知網を強化
最も痛ましい点は、虐待で命を失った子どもが増加したことである。2025年に児童虐待で死亡した子どもは38名で、前年(30名)より8名増加した。特に死亡した子ども中、言葉を話せず抵抗する力もない「1歳未満」の乳児が18名で、全体の死亡者の47.4%を占めている。6歳以下の就学前の乳幼児まで範囲を広げると、合計21名(55.3%)に達し、乳幼児期の危機児童に対する早期発見体制が依然として切実であることを証明している。
金賢淑(キム・ヒョンスク)保健福祉部人口児童政策官は、「年次報告書の発刊を契機に、これまでの児童虐待予防と対応政策の成果と推進状況を確認し、補完すべき部分を詳細に検討し、必要な対策を講じて継続的に推進する計画である」とし、「児童虐待を早期に発見し重大事件を防ぐために、主要な危機指標を活用した児童の所在・安全確認、訪問型家庭回復事業を継続的に実施し、9月以降には児童虐待疑い死亡事件の深層分析のための特別委員会を構成・運営し、死亡事件を詳細に分析し、類似事件が再発しないよう制度的基盤を構築する予定である」と述べた。
* この記事はAIによって翻訳されました。
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