2026. 08. 14 (金)

北極航路に備えたスマート港湾の整備に455億円

  • 産業部自動車産業技術開発(スマートカー)公募最終選定

  • 国費200億円・市費150億円・民間資本104億円...総括及び3つの詳細課題を統合実施

  • 動員グローバルターミナルで実証...AGVからAMRへの転換・自動運転統合管理の開発

スマート港湾モビリティプラットフォームの概念図
スマート港湾モビリティプラットフォームの概念図[写真=釜山市]

釜山港新港の物流ターミナルが完全自動運転基盤のスマート港湾へと生まれ変わる。
釜山市は、産業通商資源部の2026年自動車産業技術開発(スマートカー)公募で「自動運転基盤スマート港湾モビリティプラットフォーム技術開発」課題に最終選定されたと発表した。
2026年から2029年までの間に総額454億6000万円を投じて、釜山港の荷役・輸送機器を自動運転基盤に転換し、これを統合運営する管理システムを開発する。
事業地は釜山港新港内の物流ターミナル「動員グローバルターミナル釜山」である。車両と物の通信(V2X)と超広帯域無線通信(UWB)を融合した港湾特化の精密測位技術、作業者と機器・自律移動ロボット(AMR)間の協力認知技術を活用し、スマート港湾モビリティの安全・協力プラットフォームを国産化し、商業化することが核心である。
全体事業費は国費200億円、市費150億円、民間資本104億6000万円で構成される。公募で提示されたマッチング分である市費150億円は、追加補正予算を通じて反映される予定である。
予算構成に関して釜山市関係者は「全体事業費で見ると、釜山市が約30%を負担する構造である」と説明した。民間資本104億6000万円は、参加企業の現金出資と人件費、保有機器などの現物を算定して合算された。事業期間は年次基準で4年だが、実際の実施期間は42ヶ月である。
韓国自動車研究院・釜山港湾公社が総括...3大課題で役割分担
詳細課題別開発概念図
詳細課題別開発概念図[写真=釜山市]

今回の事業の公募申請及び総括は韓国自動車研究院と釜山港湾公社が担当する。詳細課題の主管機関には韓国自動車研究院、スマートM2M、MTIが名を連ね、成宇ハイテックとヒョソン電気など合計9つの機関・企業がコンソーシアムを構成した。釜山に拠点がない企業は、事業本格化時に釜山支社を設立することに合意した。
コンソーシアム構成の背景について釜山市関係者は「自動運転と車両システムを共に開発する事業であるため、国内唯一の自動車専門研究機関である韓国自動車研究院が主導し、コンソーシアムを組むことでそれぞれの役割を果たせる主要企業を選定した」と述べた。
研究課題は総括課題(4億6000万円)と3つの詳細課題に分かれる。第1課題(101億円)は港湾特化自動運転技術の開発を、第2課題(177億円)は電動化技術基盤の車両プラットフォーム開発を、第3課題(172億円)は自動運転基盤の統合管理及び実証技術開発をそれぞれ担当する。
技術実証は動員グローバルターミナル釜山で行われる。動員側は主要参加企業として参加し、現代自動車も需要企業として参加する。
釜山市は今回の課題が既存の港湾自動化事業と明確な差別性を持つと強調した。
釜山市関係者は既存事業との違いについて「自動運転車両も開発するが、既存の無人輸送機器(AGV)を自律移動ロボット(AMR)に転換し、全体システムを開発する事業である点で差別性がある」と強調した。
特定目的の港湾内無人車両運行に必要な法的・制度的補完事項は、今後海洋水産部や産業部などの主管省庁と協議していく予定である。荷役従事者の安全指針と労使協議手続きも事業推進過程でターミナル側と共に具体化する計画である。
釜山市関係者は「今回の統合システム開発が成功裏に進めば、参加企業の事業領域拡大を通じて自動運転分野での雇用創出効果も大きい」とし、「事業終了後3年内に約4000億円規模の関連売上増加が見込まれる」と述べた。また、「釜山港の運営効率と安全性を一段と高め、北極航路時代に備えた未来モビリティ産業エコシステムをしっかりと築いていく」と強調した。



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