2026. 08. 14 (金)

公営賃貸住宅への民間分譲未契約分の転用を推進

  • 南楊州王宿・仁川桂陽・ハナム教山など

  • 優良立地の物件に「拾い物」需要が集中する見込み

金允徳 国土交通部長官
金允徳 国土交通部長官。 [写真=国土交通部]

政府は、いわゆる「ロト抽選」と呼ばれる首都圏規制地域の民間分譲未契約物量を購入し、公営賃貸住宅として供給する方針を進めている。これは、好立地に中産階級が長期間居住できる高品質の公営賃貸住宅を増やすことを目的としている。
 
国土交通部は、13日に発表した「8・13対策」において、さまざまな所得層が長期間居住できる「普遍型公営賃貸住宅」タイプを新設することを明らかにした。
 
この方針は、李在明大統領が不動産政策に関する国民大討論会で「高品質で中産階級も長期的に賃貸できるアパートを駅近でまず建設すれば、多くの人が利用できるのではないか」と述べたことを受けた後続措置と解釈されている。
 
政府は、3期新都市の駅近やソウル市中心部などの好立地を中心に普遍型公営賃貸住宅を供給する計画である。予定されている物量は、南楊州王宿S-10ブロック883戸、仁川桂陽AC2-1ブロック793戸、ハナム教山公共複合用地364戸などである。
 
品質も民間住宅レベルに引き上げる。設計は従来の2ベイ中心から3ベイに改善し、仕上げ材も高級化して賃貸住宅への需要を高める方針である。
 
供給対象は、無住宅の若者層と一般無住宅者に分かれる。全体の物量の50%以上は賃貸需要が多い無住宅の若者層に供給し、残りは無住宅一般に配分される。
 
居住期間は基本6年に設定されるが、出産のたびに追加延長される。未成年の子どもが3人以上いる場合は最大20年まで居住できるようにする予定である。
 
公的支援の民間賃貸にも20年長期賃貸タイプが新設される。従来の10年賃貸に加え、20年以上の長期間運営する「法人型長期賃貸」モデルを導入する方式である。
 
これを実現するために、住宅都市保証公社(HUG)に保証付き「賃貸住宅担保長期モーゲージ商品」も新設される。長期賃貸期間中に事業者金融を支援し、民間の長期賃貸参加を促すことを目的としている。
 
最も注目される点は、民間の無順位抽選未契約分を公営賃貸に活用する方策である。政府は、首都圏規制地域内の民間分譲から発生した一部の未契約物量を韓国土地住宅公社(LH)が購入し、普遍型公営賃貸として供給できるように年末まで法改正を進める。
 
そのためにLHに優先購入権を付与する方策が検討されている。これまで無順位抽選物量は分譲価格と周辺相場の差により「拾い物」需要が集中することが多かったが、今後は一部物量が公営賃貸の資金源に転換される道が開かれることになる。
 
ただし、人気地域の未契約分を公営が購入する場合、分譲市場の公平性に関する論争やLHの購入基準、価格算定方式、資金負担が今後の争点として浮上する可能性がある。
 
業界の関係者は「LHが購入するいわゆる『拾い物』物量は、優良立地の物件が大半になると見込まれる」と述べた。



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