2026. 05. 17 (日)

インチョン市、空間知能AIシティ推進へ

  • 港湾・産業団地・旧市街・新都市を活用した都市実証テストベッド

  • 産業部未来技術プロジェクト『End-to-End 3D空間知能』課題選定

インチョン広域市は4月14日、市と郡・区の公務員および関連専門家など50名以上が参加した中で『2026年第1回空間情報革新アイデアカンファレンス』を開催した
インチョン広域市は4月14日、市と郡・区の公務員および関連専門家など50名以上が参加した中で『2026年第1回空間情報革新アイデアカンファレンス』を開催した。[写真=インチョン市]

インチョン広域市は、国家の大規模研究開発事業に参加し、空間情報行政の革新を結びつけて「空間知能AIシティ」の構築を加速させる。都市の3次元空間情報をAIで分析・更新・予測する技術を確保し、これを行政現場や市民サービスに結びつけることが核心である。

インチョン市は、産業通商資源部が主導する総事業費3026億ウォン規模の「2026年未来技術プロジェクト」の中で「End-to-End 3D空間知能」分野の課題に最終選定された。この課題には韓国生産技術研究院をはじめ、国民大学、湖西大学、エルコムテック、アイジオンなどが参加し、インチョンは主要需要機関として実証と活用を担当する。

インチョンが参加する細部課題は「End-to-Endマルチモーダル3D時空間知能生成・更新・予測エンジンおよび産業実証プラットフォーム開発」である。8年間で約250億ウォンが投入され、ロボット・自律走行車・ドローンなどから収集される多重センサーデータをAIがリアルタイムで理解し、都市の3D空間情報を自ら学習・更新・予測する次世代エンジンの構築を目指す。

技術開発が完了すれば、都市変化の検知、災害リスク予測、産業現場の事故予防、施設管理など多様な分野で活用される。単なる3次元モデリングを超え、都市運営に必要なデータをリアルタイムで解釈する基盤技術であるため、今後のスマート行政や都市安全管理の活用度が高いと予想される。

インチョンは港湾、産業団地、旧市街、新都市が共存する複合都市構造を実証の舞台として提供する。研究室レベルにとどまっていた空間生成・予測技術を実際の都市環境に適用し、実効性を検証し、市民が体感できる安全・スマートサービスを発掘する役割である。市は近いうちに実施機関と具体的な協力方針を議論する予定である。

今回の選定は、昨年末に策定された「インチョン広域市空間情報政策総合計画(2026〜2030)」とも関連している。この計画は空間情報の活用レベルとデータインフラを分析し、5大目標、19の推進戦略、50の改善課題を導出する内容を含んでいる。

4月14日に開催された「2026年第1回空間情報革新アイデアカンファレンス」も同じ流れにある。インチョン市と郡・区の公務員、専門家など50名以上が参加したこのイベントでは、「空間知能AIシティ、インチョン」ビジョンを実務レベルで具体化する方法が議論された。2024年に「集団知性型空間情報協議体」としてスタートしたこの会議は、今年で3年目を迎えた。

カンファレンスでは、認知型空間知能ソリューションと精密データ分析ツールが紹介され、複雑な行政意思決定にAIを組み込む可能性も議論された。続いて3Dメッシュデータとユーザー向け分析機能を適用した「アイマップ(imap)」改善サービス、市と郡・区のドローン映像共同活用統合管理システム運営計画も共有された。

アイマップはインチョンの空間情報行政転換を示す代表的なプラットフォームとされる。3月に高度化改編を通じて既存の2D平面地図から脱却し、実写型3D立体地図と航空映像を結合し、育児・観光・不動産価格地図など市民生活に密接な3次元政策地図30種類以上を提供している。

インチョン市は今後、デジタル道路AI新技術支援事業、AI基盤衛星情報活用サービスなど他の国家公募事業とも連携し、空間知能技術を都市運営システムに拡張する方針である。空間情報を単なる地図サービスではなく、都市全体を管理する「都市運営システム」として高度化する構想である。

ソ・ジョンハ インチョン市土地情報課長は「今回の選定はインチョン市が構想してきた空間知能AIシティビジョンが国家的な次元で価値と実現可能性を認められたもの」とし、「市民が安全で便利に体感できるスマート都市環境を完成させていく」と述べた。

一方、インチョン市は空間情報政策総合計画を通じてインフラ・環境・安全・交通など行政分野を一つのデジタル空間上で統合管理する「インチョン・ツイン(Incheon-Twin)プラットフォーム」構築を推進している。

このプラットフォームはAIとデジタルツイン技術を結合し、都市状況を予測・分析・対応する知能型運営システムを目指しており、今回の国家R&D参加とアイマップ高度化が該当計画の実行基盤として作用する見込みである。





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