![[写真=SPCグループ]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/09/18/20250918152857349149.jpg)
SPCグループが北米および中南米社長攻略のための橋頭堡として、現地に大規模な生産拠点作りに乗り出した。 段階的な現地生産体制の拡大を土台に、現在250あまりの水準である北米地域内のパリバゲット売場も2030年には1000店舗に増やすという腹案だ。
SPCグループは16日(現地時間)、米テキサス州ジョンソン郡にあるハイポイントビジネスパークで、製パン工場の着工式を開催したと17日、明らかにした。
今回のプロジェクトは2019年、ドナルド·トランプ米国大統領訪韓当時に開かれた「韓国経済人懇談会」から始まった。 当時、トランプ大統領は韓国企業家に対米投資拡大を要請し、これを契機にSPCグループも米国現地生産拠点作りを本格的に検討し始めた。
テキサス工場の総投資額は2億800万ドル(約2900億ウォン)で、米国・カナダなど北米市場はもちろん、今後進出予定の中南米市場まで含めた生産拠点として建設される。 SPCグループは第1段階として2027年までに延べ面積約1万7000平方メートル(5200坪)規模の工場をまず建設し、2029年までに2万8000平方メートル(8400坪)規模に拡張し、年間5億つの製品を供給できる体制を整える計画だ。 完工時に約450人の新規雇用が期待される。
これに先立ち、SPCグループは今年2月、約15万平方メートル規模の敷地を購入し、ジョンソン郡とバリソン市から最大1400万ドル(約200億ウォン)の支援金の承認を受けた。 工場の設計と施工は米国の大手建設会社であるJE Dunnが担当する。
パリバゲットの北米市場の拡張は、ここ数年で速度がついている。 店舗数は2023年120ヶ余りから2024年210ヶ余りに増え、今年9月基準で250ヶ余りを記録し、2年間で2倍近く増加した。 パリバゲットは2030年までに北米地域に1000店舗の開設を目標にしている。 同日、着工式を行ったテキサス工場は北米市場の供給網を安定化させ、品質競争力を強化する中核インフラとして位置づけられる見通しだ。
これと共に、SPCサムリプの北米市場対応拠点として活用する案も検討され、グループ全体レベルのシナジー効果も期待される。 SPCグループは2030年までに全世界1万2000店舗を保有する「グレートフードカンパニー」に成長するというビジョンを立てている。
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