![[写真=起亜]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/09/09/20250909150205550184.jpg)
起亜が英国で開催される「DSEI UK 2025(Defense and Security Equipment International、国際防衛産業展示会)」に初めて参加すると9日、明らかにした。
1999年に始まったDSEIは2年ごとに開かれる欧州最大規模の防衛産業展示会で、今年は9日から12日(現地時間)まで全世界90ヶ国余りの約1600ヶ企業が参加し、国防・セキュリティ関連先端技術と装備などを大挙披露する。
起亜は、正統派ピックアップトラック「タスマン」の優れた性能と実用性を基盤に、軍兵力の安全で効率的な作戦及び移動のために製作したタスマン特殊目的派生車両ショーカーを欧州に初めて公開する。
該当車両はBull Bar(保護用フレーム)、Snorkel(浸水防止吸気口)、Tactical Rack(荷台に設置する棚)を適用し、搭乗者保護及び渡河能力の強化、積載空間の効率化などの機能を備えたのが特徴だ。
また、起亜はフレームとエンジンなどで構成され、使用目的に応じて様々な形で製作可能な小型戦術車(KLTV、Kia Light Tactical Vehicle)ベアシャシーを展示する。
小型戦術車は△水深760mmの河川及び60%縦傾斜·40%横傾斜走行 △銃弾・爆発物保護 △氷点下32度で始動可能 △電磁波遮断など強力な険地走行能力を備え、極限環境でも軍兵力の安全な移動を支援する。
2016年から韓国軍に納品されている起亜の小型戦術車は機動性と活用性が認められ、現在、欧州、中東、アジア・太平洋、中南米など世界中で運用されており、最近ではポーランド軍の新型標準車両に選ばれた。
これと共に、起亜は小型戦術車のベアシャシーを基盤に製作した4人乗り指揮車両および通信装備搭載車両の縮小模型も展示する。
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