![[写真=サムスンSDI]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/09/09/20250909120017129826.png)
サムスンSDIが北米最大エネルギー展示会「RE+ 2025」で、次世代エネルギー貯蔵装置(ESS)バッテリー新製品を公開し、米国市場攻略に速度を上げる。
サムスンSDIは9日(現地時間)、米ラスベガスで開幕した展示会で、△大容量の「SBB 1.7」 △LFPバッテリーを適用した「SBB 2.0」を初めて公開した。 両製品は来年から米国現地で生産され、IRA(インフレ抑制法)補助金の要件を満たす。
SBB 1.7は、エネルギー密度を高めた三元系NCAバッテリーを適用し、従来のSBB 1.5に比べ、同じ大きさで容量を約17%増やした。 初めてLFPバッテリーを搭載したSBB 2.0は、サムスンSDI固有の角型フォームファクタと素材・極板技術を適用し、従来のLFPの低いエネルギー密度限界を克服しながらも、安全性と価格競争力を強化した。
サムスンSDIは独自開発した含浸式消化技術(EDI)とAI基盤の事前診断アルゴリズムなどを適用し、業界最高水準の安全性と長寿命を確保したと強調した。
AIデータセンター用UPS(無停電電源装置)バッテリー「U8A1」も展示された。 この製品は高出力・高エネルギー密度を同時に具現し、既存対比空間効率を33%高め、UL9540A火災安全性テストを通過した。 最近、AIデータセンターの投資拡大に合わせて電力安定化の需要が増えていることに対応するという戦略だ。
サムスンSDIは展示ブースに△SBB △UPS △角型バッテリー △米国現地生産 △アワードなど5つのゾーン(zone)を構成し、差別化された角型技術力と米国供給網を集中的に知らせた。
亜洲日報の記事等を無断で複製、公衆送信 、翻案、配布することは禁じられています。