サムスン電子、平沢第5工場の着工再開へ…HBM4量産準備を本格化

[写真=サムスン電子]
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サムスン電子が平沢(ピョンテク)第5工場の建設準備作業を再開したことが分かった。

7日、業界によると、サムスン電子の平沢第5工場は早ければ来月から本格的な着工を目標に、投資再開のためのエンジンをかけていることが分かった。 昨年5月に着工予定だった平沢第5工場は、半導体実績の不振とメモリー受注の不足などで、サムスン電子が設備投資の速度調節に入り、延期されたことがある。

これは年内にNVIDIAにHBM3Eを供給し、HBM4の性能検証を最大限早く終えるために生産能力(キャパ)をあらかじめ確保しようとする次元と解釈される。

サムスン電子の平沢キャンパスは289万㎡規模の世界最大半導体生産施設で、計6ヶ工場敷地で構成されている。 2017年の第1工場を皮切りに、現在、第4工場の一部まで稼動している。

平沢第5工場には10ナノ級6世代(1c)工程のDラム生産ラインが導入される予定だが、サムスン電子は1c工程を活用し、6世代製品であるHBM4に搭載されるDラムを量産するという計画だ。

サムスン電子は最近、HBM4の内部量産承認を通過し、顧客会社との供給協議のためのサンプル量産を準備している。

SKハイニックスはNVIDIAと進めている来年のHBM供給物量交渉を終える段階だ。

一方、市場調査機関のオムディアによると、今年第2四半期のSKハイニックスのDラム占有率(売上基準)は39.5%で、第1四半期に続き、2四半期連続でサムスン電子を抜いて1位になった。

先立って、SKハイニックスは1992年、サムスン電子がDラム市場で世界1位を占めた以後、33年ぶりである第1四半期に初めてDラム市場世界最高の座に上がった。 第2四半期にはサムスン電子とのシェア格差を第1四半期の2.5%pの2倍をはるかに上回る6.2%pへと広げ、1位の座固めに入った。
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