![[写真=SKハイニックス]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/09/05/20250905155947693593.jpg)
SKハイニックスが第1四半期に続き、今年第2四半期にもグローバルDラム市場1位に名を連ねた。 高帯域幅メモリー(HBM)市場で独走しているSKハイニックスがDラム市場でも強気を見せ、サムスン電子との格差を広げている。
5日、市場調査機関のオムディアによると、今年第2四半期のグローバルDラム業界の売上規模は309億1600万ドル(約43兆ウォン)と集計された。 前四半期より17.3%増加した水準で、Dラム契約価格の上昇とHBM出荷量の増加による結果と解釈される。
全体Dラム市場シェアでは、HBM支配力がメーカー間の実績を左右した。 オムディアはSKハイニックスのDラム占有率(売上基準)が第1四半期36.9%から第2四半期39.5%を記録したと明らかにした。 2四半期連続1位だ。
同期間、サムスン電子のシェアは34.4%から33.3%へと墜落した。 同期間、両社間の格差は2.5%ポイントから6.2%ポイントへとさらに広がった。
両社の売上規模は19億ドル以上の差があった。 今年第2四半期のSKハイニックスの売上は122億2600万ドル、サムスン電子は103億ドルを記録した。
SKハイニックスは第1四半期に史上初めてサムスン電子をDラム占有率で追い越した。 サムスン電子が1992年、Dラム市場で世界1位を記録して以来、33年ぶりのことだ。
業界ではSKハイニックスが年間グローバルDラム市場1位も無難に達成するものと見ている。 現在、SKハイニックスは50%以上のシェアで、HBM市場最大の供給者の地位を持っている。
SKハイニックスはエヌビディアをはじめ、主要ビッグテックの大半にHBM物量を供給している。 今年のHBM物量をすでに「ソールドアウト(完売)」しており、来年の物量契約も交渉を進めている。
ただ、米マイクロンが来年の最先端HBM供給物量の完売の可能性に言及し、今後のグローバルメモリービッグ3の競争はさらに激しくなる見通しだ。
業界関係者は“エヌビディアにHBMを主力に供給してきたSKハイニックスが最も多くの影響を受ける可能性がある”とし、“SKハイニックスが昨年上半期「来年のHBM物量がすでにソールドアウト(完売)された」と言ったが、今年はまだ便りが聞こえていない”と指摘した。
亜洲日報の記事等を無断で複製、公衆送信 、翻案、配布することは禁じられています。