![[写真=サムスン電子]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/08/21/20250821115104975631.jpg)
サムスン電子は顧客が保有している家電製品の状態を人工知能(AI)で分析し診断する「家電製品遠隔診断(HRM)」サービスをグローバル120ヶ国余りに拡大したと21日、明らかにした。
2020年に韓国で初めて実施された「家電製品遠隔診断」サービスはスマートシングスに連結された製品の状態情報を遠隔でモニタリングしAIで分析し、分析された内容を土台にカウンセラーが専門エンジニア水準の診断と相談を提供する顧客支援サービスだ。
昨年から英語を使う米国、英国、フランスなど10ヵ国でテスト運営を行った。 今年はサービス支援言語をスペイン語、ポルトガル語、アラビア語など計17言語に拡大した。 これにより、120ヶ国余りの顧客が該当サービスを利用できるようになった。
使用者が使用していた製品に異常兆候がある時、サムスン電子コンタクトセンターに連絡すれば、「家電製品遠隔診断」サービスを利用することができる。
使用者の同意の下に製品の内部温度、湿度、主要部品の性能など製品状態情報と最近作動時のエラー内訳などの情報をスマートシングスを通じて伝達され、AIが分析して問題を診断する。
AIを通じて分析された情報はレポートの形でカウンセラーに伝えられ、カウンセラーは製品の状態を正確に把握し、自己措置方法を提供したり、出張サービスの受付などを進める。
使用者は製品の異常状態と症状などを説明しなくても、エンジニアに直接製品を点検してもらうのと同じ水準の専門的な診断を受けることができる。 場合によっては出張サービスなしで問題を解決することができ、時間と費用を節約できるというのがサムスン側の説明だ。
「家電製品遠隔診断」サービスは冷蔵庫、洗濯機、乾燥機など家電製品の中で、2019年以後に生産されたスマートシングスを支援するモデルで利用できる。
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