ソウル市、外国人対象タクシー不法行為根絶に乗り出す…100日間、集中取り締まり実施

  • 空港・明洞など主要観光地中心の取り締まり…QRアンケート申告拡大・領収書改善など多角的対策並行

ソウル市は11月まで100日間、外国人タクシー不法行為根絶に乗り出すと6日明らかにした 写真ソウル市
[写真=ソウル市]

ソウル市が外国人観光客を対象にしたタクシー不当料金徴収、乗車拒否、不親切など不法行為を根絶するために11月まで約100日間の現場集中取り締まりに突入する。これは休暇シーズンと観光繁忙期を迎えてソウルを訪れる外国人訪問客の増加に先制的に対応し、タクシーサービスの信頼を回復するための措置だ。

市は2015年から全国で初めて外国人対象タクシー専門取り締まり班を新設し現場対応に乗り出してきており、空港~都心間の不当料金徴収および近距離乗車拒否を中心に集中取り締まりを行ってきた。今年6月末基準、近距離乗車拒否が109件、空港不当料金は139件を摘発し、軽微な違反に対しては啓蒙を通じて運転者認識改善も並行している。

しかし、依然として一部の運転者が取り締まりを避けるために席を移したり、取り締まり員がいない隙に外国人を対象に不法行為を行っており、市はより強力で実効性のある対応に乗り出すことにした。

今回の特別対策は △100日間の現場集中取り締まり △QR(情報柄)アンケート基盤の外国人・市民参加型取り締まり拡大 △タクシー領収書および呼び出しアプリ料金表示改善 △苦情多発タクシー会社に対する評価減点強化などが核心だ。

特に、集中取り締まりは仁川・金浦空港と明洞など観光客密集地域を中心に進行され、乗車拒否、客引き行為、深夜不当料金徴収などを主要取り締まりの対象とする。市は、利用可能な人材を総動員して、年中常時取り締まり体系を構築する方針だ。

これと共に、6月から施行中のQRアンケート申告制度の活用も拡大される。このシステムは全国で初めて多言語(英・中・日)で構成されたアンケートを通じて時間と場所の制約なしに違法行為を申告できるようにしたもので、カカオTなどプラットフォームアプリと連係したポップアップ具現と「申告案内ステッカー」付着を通じて外国人観光客の接近性を高める計画だ。

市はすでに金浦・仁川空港および観光案内所などに名刺式案内物を配布しており、今後オンラインチャンネルを通じた広報も併行する予定だ。

また、タクシーの領収書に割増料金を適用するかどうかを明示し、呼び出しアプリで予想料金を照会する際に通行料を別途表記するなど、タクシーサービス全般の透明性強化方案も推進される。これは時計以外の地域ではないにも関わらず、料金を任意に追加するなど、不法料金の賦課を事前に遮断するための措置だ。

合わせて、タクシー会社経営およびサービス評価制度内「苦情管理項目」の配点も拡大される。現在は全体1000点中300点が該当項目に配分されているが、苦情多発業者に対する減点幅を拡大し市民と観光客保護を強化するというのがソウル市の説明だ。

ソウル市のヨ・ジャングォン交通室長は、「交通秩序の確立とタクシーサービスの改善に向け、市民と外国人観光客の皆さんの積極的な参加と通報をお願いしたい」とし、「観光シーズンを迎え、不法タクシー営業を強力に取り締まり、現場中心の実効性の高い対策を通じて安心して利用できるタクシー環境を整えたい」と話した。
 


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* この記事は、亜洲経済韓国語記事をAIが翻訳して提供しています。
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