![[写真=起亜]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/06/26/20250626143314303386.jpg)
起亜はソン·ホソン社長が25日(現地時間)、英国の自動車専門誌「Autocar」が主管する「2025 Autocar Awards」で、「Issigonis Trophy」を受賞したと明らかにした。
Autocarは1895年に世界で初めて発刊された自動車専門誌で、毎年グローバル自動車業界で注目すべき成果を収めた人物と製品を選定して授賞している。 Issigonis TrophyはAutocar Awardsの中で最高の栄誉の賞で、伝説的な自動車デザイナー兼エンジニアである「Alec Issigonis」の名前を借用して命名された。
Issigonis Trophyの歴代主要受賞者は、2014年にマクラーレンのRon Dennis会長、2018年にトヨタの豊田章男社長、2019年にダイムラーのDieter Zetsche会長、2020年にボルボのHakan Samuelsson CEO、2021年に現代自動車グループの鄭義宣(チョン·ウィソン)会長、2024年にルノーグループのLuca de Meo CEOなどだ。
起亜のソン·ホソン社長は“Issigonis Trophyを受けることができて非常に光栄”とし、“私一人だけの力ではなく、全世界の起亜チームがブランド価値を高めるために共に努力した結果だと思う”と述べた。
続いて“今後も起亜の未来ビジョンである持続可能なモビリティソリューションプロバイダをもとに、絶えず限界に挑戦し、顧客満足を超え、それ以上の商品とサービスでインスピレーションを与える経験を提供し続けていく”と強調した。
ソン社長は起亜でグローバル運営責任者、起亜欧州法人長など多様な職責を受け持ってきた。 自動車産業全般にわたる幅広い経験と海外事業運営に対する専門性を基に、グローバル自動車産業が急変する時期に起亜の成功的な変化に寄与したという評価だ。 その後、2020年に起亜の社長に任命され、中長期の「プランS」戦略を通じて電動化と持続可能なモビリティソリューション分野のグローバル先導企業に導いた。
起亜は2024年に世界今年の車を受賞したEV9と2025年に世界今年の車を受賞したEV3など、新しい電気自動車ラインナップを発売した。 また、目的基盤モビリティ(PBV)である起亜初の電気商用車PV5を今年、グローバル市場に発売し、2030年までに25万台のPBVを販売する計画だ。 また、起亜の各種製品が様々な授賞式で様々な賞を受賞し、グローバル品質競争力を立証している。
ソン社長は“EV3が2025 Autocar Awardsで「最高の電気自動車」に選ばれたのは、起亜の革新に対する意志を示している”とし、“現在進行中のPBV戦略と、まもなく発売されるEV2からEV9に至る様々なラインナップを通じ、電動化分野のグローバルリーダーに跳躍する”と感想を述べた。
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