![[写真=アシアナ航空]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/05/15/20250515114312160093.jpg)
アシアナ航空は第1四半期の売上1兆7430億ウォン、営業損失79億ウォンを記録したと14日、公示した。
売上は前年同期比6.7%増え、歴代第1四半期基準で最大の売上を達成した。 黒字転換には失敗したが、営業損失も昨年第1四半期よりはやや減った。
アシアナ航空は営業損失と関連し、“安全運航確保のための投資拡大で整備費が増加し、為替レート上昇による運航費用と油類費増加の影響”と説明した。 それと共に、“持続的な営業実績改善のために多様なシナジー活動と費用節減努力を強化した”と付け加えた。
ただ、当期純利益は1108億ウォンで、2四半期ぶりに黒字転換した。 財務構造と実績改善などの影響で、負債比率は前年同期対比967%p、前年末対比169%p減った。
第1四半期の旅客事業の売上は前年比6.1%増の1兆2017億ウォンを記録した。 また、旧正月と三一節連休の需要に合わせた先制的な増便に加え、米国ラスベガス、カンボジア・シェムリアップなど高収益の不定期便運営と日本路線の好調持続などで、売上が増加した。
貨物事業の売上は前年比5.2%増の3709億ウォンを記録した。 米政府の関税引き上げ予告による事前運送物量増加の影響だ。 貨物機団の拡張によって増加した供給で、市場主導物量である電子商取引と半導体装備、自動車部品など高付加価値商品の運送に力を入れ、収益を増やした。
会社側は第2四半期の旅客事業と関連し、“米国ニューヨーク路線の夜間便運航とA380など大型機材を投入し、チェコ·プラハの新規就航を通じた東欧旅客ネットワーク拠点を確保する”とし、“米国ホノルル、トルコ・イスタンブール路線の増便など、収益性路線を増大する”と述べた。
貨物事業については“季節性貨物(チェリー、マンゴーなど)確保に注力し、米国政府関税政策による市場分析と共に、新規貨物需要開発と弾力的路線運営で対応する計画”と説明した。
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