![[写真=KCC]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/05/08/20250508164757398074.jpg)
KCCがドイツのニュルンベルクで開かれた世界最大規模の電力電子展示会「PCIM Europe 2025」に参加し、電力半導体素材技術力をアピールしたと8日、明らかにした。
PCIM Europeは、電力電子、知能型モーション、再生エネルギー、エネルギー管理分野の全体バリューチェーンにわたって製品をはじめ、研究·開発を行う産学専門家をつなぐ国際行事と知られている。
KCCは、電気自動車や産業用などの高電力半導体パッケージやモジュールに適したセラミック基板、EMC、放熱シリコーンなどの中核素材を披露し、グローバル顧客の注目を集めた。
特に、KCCの子会社であり、世界3大シリコーン素材企業の一つであるMomentiveも今回の展示会に一緒に参加し、技術シナジーを極大化した。
両社は高電力半導体およびパワーモジュールに適用可能なセラミック基板およびEMC素材とシリコーン素材を統合し、半導体パッケージのためのトータルソリューション供給企業としての地位を確固たるものにしている。
KCCが代表製品として紹介したAMBセラミック基板は、銅回路とセラミックの間の接合力を強化し、高出力半導体に最適化された性能を提供する。 この製品は耐熱性と機械的強度に優れ、グローバル主要顧客会社の肯定的な反応を得ている。 また、産業用パワーモジュールに適したDCB基板など、多様なセラミック素材の製品群も紹介した。
Momentiveはパワーモジュール用シリコーンゲルを中心に、電力半導体とE-mobility産業全般に適用可能な高機能シリコーン製品を披露した。
今回の展示会をきっかけに、KCCは自社の半導体素材とMomentiveのシリコーン技術を結合した融合型トータルソリューションをグローバル市場に披露し、半導体産業の先端素材需要に積極的に対応する方針だ。
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