![[写真=HD現代]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/04/30/20250430172656572339.jpg)
HD現代が米国の防衛産業企業と協力関係を構築し、米国市場進出に本格的に乗り出す。
HD現代は7日、米国のハンティントン・インガルス・インダストリーズ(Huntington Ingalls Industries、HII)と「船舶生産性向上および先端造船技術協力のための了解覚書(MOU)」を締結したと30日、明らかにした。
ハンティトン・インガルスは、米国中南部ミシシッピ州に位置する米国最大の水上艦建造造船所であるインガルス造船所を運営している米国最大であり、世界最大の防衛産業造船会社だ。 米海軍が最近発注したイージス駆逐艦物量の3分の2をはじめ、大型上陸艦と大型警備艦を建造している。
今回のMOUを通じ、両社は各社が保有している艦艇建造分野の専門性と力量を結合し、船舶建造過程の生産効率性を極大化する計画だ。 建造コストの削減や納期改善のノウハウなども共有する。 この他にも△デジタル造船所構築 △生産人材教育および機材供給網参加などで相互協力を継続する予定だ。
HD現代はまた8日、米国防衛産業分野の核心機材業者である「フェアバンクス・モース・ディフェンス(Fairbanks Morse Defense、FMD)」と艦艇分野のサプライチェーンおよび輸出協力のためのMOUも締結したことがある。
FMDはこの100年間、米海軍、米海岸警備隊、海上輸送司令部に艦艇用エンジン、発電機などの核心装備パートナーとしてサービスを提供してきた防衛産業の核心機材メーカーだ。
今回のMOUを通じて両社はグローバル海洋防衛力強化のための部品販売および流通・構成品製造分野での協力方案などを模索する。 特に、HD現代は米造船所向け艦艇の艤装材供給先としてFMDを活用し、米防衛産業市場の基盤を強化していくものと期待される。
この他にも4日、米国人工知能(AI)防衛産業企業のアンドゥリル・インダストリーズ(Anduril Industries)と無人水上艇(USV)開発およびグローバル市場攻略のために共同協力することにした。
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