![[写真=LS電線]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/04/07/20250407145009379342.jpg)
LS電線は江原道東海(トンへ)市に位置する海底ケーブル工場に3000kW級の太陽光発電システムを構築し、本格的な稼動に入ったと7日、明らかにした。
今回の設備導入は、電力コストの削減とエコ生産基盤を強化し、グローバル受注競争力を確保するための決定だ。
太陽光システムを通じて年間約3600MWhの電力を生産することができる。 これは一般家庭の約1200世帯が1年間使用する電力量に当たる。 20年運営基準で最大70億ウォン以上の電力費用節減効果が予想される。
最近、グローバル顧客会社が製品生産時に再生可能エネルギーの使用を入札条件として要求しているだけに、今回の投資は市場対応の側面でも意味が大きい。 実際、欧州最大の再生エネルギー企業のオステッド、ドイツの送電網運営会社のテネットなどは、供給網の脱炭素化を積極的に推進している。
LS電線は今回の太陽光設備の他にもESG経営体系を高度化している。 昨年12月、韓国電線業界で初めて科学基盤削減目標イニシアチブ(SBTi)から炭素中立(ネットゼロ)履行目標に対する公式承認を受け、2050年温室効果ガスの純排出ゼロを目標に中長期削減ロードマップも樹立した。
LS電線関係者は“今回の太陽光システム導入で、東海事業場が再生エネルギー100%転換目標を達成したことは大きな意味がある”とし、“今後、国内外事業場に再生エネルギー導入を拡大し、RE100およびSBTi基準と顧客要求に応じる低炭素サプライチェーンを構築する”と述べた。
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