![[写真=ハンファエアロスペース]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/03/27/20250327143602577198.jpg)
ハンファエアロスペースが宇宙発射体スタートアップ「フェリージエアロスペース(以下、フェリージ)」と未来宇宙輸送技術確保のために共に協力することにした。
ハンファエアロスペースは26日、フェリージロケット開発コンプレックス(RDC)で、ハンファエアロスペースのイ·ジュンウォン宇宙事業部長、ペリージのシン·ドンユン代表など関係者が参加した中、フェリージと「戦略的パートナーシップのための了解覚書(MOU)」を締結したと明らかにした。
両社は今回の協約を通じ、未来宇宙輸送技術の開発および関連事業分野で技術的、営業的力量を共有することにした。
ハンファエアロスペースは2022年から韓国航空宇宙研究院と共に、国家基幹発射体「ヌリ号」の体系総合業者としてエンジンと試験設備構築に参加しており、今年は下半期にヌリ号4次発射が予定されている。 昨年は2032年に月着陸船を打ち上げる「次世代発射体」の民間体系総合企業にも選ばれた。
フェリージは独自開発した超小型発射体「Blue Whale」を含め、推進機関、炭素複合材胴体などの技術力量を保有している。
ハンファエアロスペース関係者は“両社のシナジーを通じて発射体、エコ宇宙推進システムなどの分野でグローバル水準の経済性・商業性を備えた宇宙輸送技術を確保できると期待している”と述べた。
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