![[写真=LG電子]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/02/20/20250220162345716626.jpg)
国際信用評価機関のムーディーズがLG電子の信用等級展望を既存の「安定的」から「肯定的」に一段階上方修正した。
20日、LG電子によると、ムーディーズから中長期的な収益構造の改善や財務指標の健全性維持への努力が認められ、格付け見通しの上方修正を受けた。 格付けはBaa2を維持した。 ムーディーズがLG電子の信用等級および展望を調整したのは2021年(Baa3→Baa2)以後、4年ぶりだ。
「肯定的」等級は会社の事業構造・財務状況などを考慮し、今後、信用等級が上方修正される可能性が高いという意味だ。
ムーディーズはLG電子の信用度が△グローバルブランドパワー △先導的市場地位 △事業多角化および地域多角化などに後押しされると評価した。 今回の信用格付け見通しの上方修正理由については“今年、関税引き上げと一部製品の需要不振のような経営環境の不確実性増加にもかかわらず、安定的な収益創出能力を基盤に財務構造を安定的に管理し、財務指標の健全性を維持できると見る”と明らかにした。
LGディスプレイの財務状況の改善も肯定的な要因として挙げられた。 ムーディーズは、LG電子が持分36.72%を保有しているLGディスプレイに対する偶発的な支援の可能性を緩和し、同時に会社の持分法損益の改善も期待できると説明した。
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