![[写真=SKイノベーション]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/02/06/20250206154337805096.jpg)
SKイノベーションが精油とバッテリー業況不振の余波で、営業利益が80%以上急減した。 ただ、第4四半期はSK E&Sとの合併によって黒字転換した。
SKイノベーションは6日、昨年の営業利益3155億ウォンで、前年比83.4%減少したと明らかにした。 同期間の売上高は3.3%減少した74兆7170億ウォンを記録した。 グループの主力事業である精油事業とバッテリー事業が不振な結果だ。 特に、バッテリー子会社であるSK onは昨年1兆ウォンを越える赤字を記録した。
昨年の実績を事業部門別にみると、△石油事業(売上高49兆8399億ウォン、営業利益4611億ウォン) △化学事業の売上高(10兆3517億ウォン、営業利益1253億ウォン) △潤滑油事業(売上高4兆2354億ウォン、営業利益6867億ウォン) △石油開発事業(売上高1兆4766億ウォン、営業利益5734億ウォン) △バッテリー事業(売上高6兆26666兆1270憶ウォン) △素材事業(売上高1334憶ウォン、営業損失2827憶ウォン) △SKイノベーションE&S事業(売上高2兆3537億ウォン、営業利益1234億ウォン)だ。
ただ、昨年第4四半期はSK E&Sとの合併に支えられ、黒字転換した。 SKイノベーションの昨年第4四半期の売上は19兆4057億ウォン、営業利益は1599億ウォンを記録した。
SKイノベーションは、第4四半期からSKイノベーションE&S実績が反映されたのが黒字転換に大きく寄与したと説明した。 これに先立ち、SKイノベーションは昨年11月1日、SK E&Sとの合併で、石油、液化天然ガス(LNG)などトータルエネルギーバリューチェーンを構築している。 SKイノベーションE&Sは昨年の営業利益1兆1157億ウォンを記録し、このうち、11~12月の営業利益である1234億ウォンが実績に反映された。
今年からはSKイノベーションE&S事業実績が年間基準で反映され、各エネルギー事業別の合併シナジーが具体化され、収益および財務構造が一層強化されるものと会社側は期待した。
SKイノベーションのソ·ゴンギ財務本部長は“今年、SK E&Sとの合併で全体エネルギーバリューチェーンの確保とシナジー創出を加速化していく方針”とし、“グローバル市場で世界一流エネルギー会社に成長するための挑戦を持続していく”と述べた。
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