北朝鮮がトランプ政権を初めて非難、「対朝鮮敵視政策を再確認」

  • 外務省報道官談話…「ならず者国」に言及した米に強く対応

北朝鮮の金正恩総書記が核物質生産基地と核兵器研究所を現地指導したと、朝鮮中央通信が29日報じた 写真連合ニュース
[写真=聯合ニュース(先月29日、北朝鮮の金正恩総書記が核物質生産基地と核兵器研究所を現地指導したと、朝鮮中央通信が報じた)]

北朝鮮がトランプ政権に対して初めて非難する内容を盛り込んだ声明を出した。 

3日、朝鮮中央通信によると、北朝鮮外務省報道官は同日の談話で、米国務長官がメディアとのインタビューで、北朝鮮を「不良国家」と呼んだことを強く非難し、「昨日も今日も変わったことのない米国の対朝鮮敵視政策を改めて確認したきっかけ」と明らかにした。

報道官は、「主権国家の映像をむやみに毀損しようとする米国務長官の敵対的言動を、主権尊重と内政不干渉を核とする国際法的原則に全面的に反する厳重な政治的挑発とみなす」とし、「これを強く糾弾排撃する」と述べた。

さらに、「ルビオ氏の政治的性向や米国の体質的な対朝鮮拒否感から見て、彼の発言は新しいものではない」とし、「彼から私たちに対する良い言葉が出ていたら、さらに驚くだろう」と皮肉った。

合わせて「事実上、世界で最も不良な国家が他人に対して不良だと賭けることがどれほど途方もない理屈なのかということに対しては指摘する必要がある」と付け加えた。

報道官は、「米国の対外政策を総括する人物の敵対的言動は、昨日も今日も変わったことは全くない米国の対朝鮮敵対視政策を再び確認したきっかけになった」とし、「新たに就任した米政権の誤った対朝鮮見解を加減なく見せるだけであり、決して彼が望むように米国の国益を図るには全く役に立たない」と強調した。

また、「我々は朝鮮民主主義人民共和国に常に敵対的であり、今後も敵対的である米国のいかなる挑発行為も絶対に黙過せず、いつものようにそれに相応して強力に対応していく」と警告した。

先立ってマルコ・ルビオ 米国務長官は先月30日、ジャーナリストのメギン・ケリー氏とのインタビューで、「現在、私たちは中国、そしてある程度ロシアに向き合っており、イラン、北朝鮮のような不良国家を相手にしなければならない状況に置かれている」と発言した。

北朝鮮が米トランプ政権を名指しで非難したのは初めて。トランプ氏は就任直後に朝米対話の可能性を示しているが、北朝鮮は金正恩総書記が核物質生産基地の訪問などで応酬するムードだ。当分、双方の激しい神経戦が続く見通しだ。

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* この記事は、亜洲経済韓国語記事をAIが翻訳して提供しています。
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