サムスンバイオロジクス、年間売上高「4.5兆ウォン」時代を切り開いた

[写真=サムスンバイオロジクス]
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サムスンバイオロジクスが昨年、史上初の年間売上4兆ウォンを記録した。
 
サムスンバイオロジクスは2024年の売上高4兆5473億ウォン、営業利益1兆3201億ウォンをおさめたと22日、公示した。 直前年度より23%、19%ずつそれぞれ増えた数値だ。 年間売上3兆ウォン時代に突入して3年ぶりに4兆ウォン時代を新しく開いた。

好実績を牽引したのは世界1位水準のバイオ医薬品「委託生産(CMO)」能力だ。 昨年だけで、グローバル製薬会社と計11件の受注契約を締結した。 このうち、3件は1兆ウォン規模を超えるビッグディールだ。
 
サムスンバイオロジクスは現在、グローバル上位製薬会社20社のうち、17社を顧客会社として確保している。 圧倒的な生産能力、品質競争力、多数の経験など核心受注競争力を土台に、創業以来の累積受注総額は161億ドル(約23兆ウォン)を突破した。
 
サムスンバイオロジクスは今後、「生産能力、事業多角化、地理的拠点」など、3大軸拡張戦略を中心に成長に一層速度を上げる。

生産能力の拡張のため、第2バイオキャンパスの建設を2032年までに終える。 2027年の竣工を目標とする第6工場の着工計画も提示した。 4月に稼動を控えた5工場と同じ規模の18万リットルの生産規模だ。 完工時、サムスンバイオロジクスの総生産能力は96万4000リットルまで増えることになる。 世界1位の水準だ。 第6工場増設の最終着工の可否は取締役会の議論を通じて確定する予定だ。
 
事業領域は既存の抗体(mAb)、完成医薬品(DP)、メッセンジャーリボ核酸(mRNA)から抗体・薬物接合体(ADC)分野まで拡張する。 DP力量も強化する。 2027年第1四半期までにADC DP専用ラインを設ける。 2027年10月にはアジア市場の需要に対応できる完全自動化されたプレフィルドシリンジ(PFS)の生産設備も構築する。

委託開発(CDO)部門ではADCだけでなく、アデノ関連ウイルス(AAV)を含む細胞・遺伝子治療剤(CGT)のような新規モダリティ(治療技法)分野でも迅速供給が可能な体制を確保する予定だ。 地理的拠点拡大の面では、グローバル上位20社を超え、40位圏の企業まで受注範囲を拡大するため、日本の東京にも販売事務所を設ける。
 
今年の雰囲気も肯定的だ。 14日、欧州所在の製薬会社と2兆747億ウォン(14億1011万ドル)規模の超大型委託生産(CMO)契約を締結した。 この契約はサムスンバイオロジクス創立以来、歴代最大だ。
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