HD現代の電力機器・エネルギーソリューション系列会社であるHD現代エレクトリックは20日の公示を通じ、2024年の年間売上3兆3223億ウォン、営業利益6690億ウォンを記録したと明らかにした。
売上は全製品にわたって良好な実績を上げ、昨年比22.9%上昇した。 特に、北米市場の堅調な需要に支えられ、電力機器の売上が前年比50.6%増加し、成長の勢いを牽引した。
営業利益は電力機器市場好況で上昇した製品価格が売上に本格的に反映された中、選別受注を通じた収益改善効果が加わり、前年対比112.2%増えた。
年間受注金額は38億1600万ドルを記録し、目標の37億4300万ドルを超過達成した。 受注残高は前年比28.8%増の55億4100万ドルを記録した。
HD現代エレクトリックは今年の受注目標を38億2200万ドル、売上目標は3兆8918億ウォンに決めた。 北米市場を中心に電力インフラ投資とデータセンター関連の電力需要が拡大する中、選別受注と効率的な生産対応を通じて収益性を極大化するという戦略だ。
一方、HD現代エレクトリックは同日、国内外の超高圧変圧器生産施設に対する増設計画も明らかにした。 蔚山(ウルサン)事業場内の既存の敷地を活用した生産工場の新築及び米国アラバマ法人内の第2工場の建設などを通じ、765kV級超高圧変圧器の生産能力を確保するという計画だ。 765kVは現在米国で取り扱う最大電圧の仕様である。
投資額は計3968億ウォンで、投資効果が本格化する2028年からは最大年間3000億ウォンの売上増大がなされるものと期待される。
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