SKテレコム、加山AIDCを通じてGPUaaSを本格的に発売へ

[写真=SKテレコム]
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SKテレコムは昨年12月30日、加山(カサン)人工知能(AI)データセンター(AIDC)をオープンし、テスト運営を終えた後、「SKT GPUaaS(GPU-as-a-Service)」を発売したと13日、明らかにした。 GPUaaSは企業がGPUを直接購入せず、クラウドを通じて借りて使えるようにしたサービスだ。

SKTは昨年11月、「SK AIサミット2024」で、「AIインフラスーパーハイウェイ」構築戦略を発表した後、年末の組織改編でAI DC事業部を別途組織として新設し、GPUaaSを新しく発売した。 該当戦略をAIデータセンター、GPUaaS、エッジAI(Edge AI)など3つの軸を中心に、全国のAIインフラを構築するという方針だ。

今回オープンした加山AIDCは、ラック当たりの電力密度が韓国最高水準である44kWで、韓国データセンター平均である4.8kWの約9倍に達するなど、高密度グラフィック処理装置(GPU)サーバー運営環境に最適化された。 SKTは、米GPUクラウド会社であるラムダ(Lambda)との持続的な協業を通じ、関連市場を本格的に攻略するという方針だ。 SKTは昨年2月、ラムダに投資を断行して以来、事業的協力を続けてきた。 ラムダの韓国リージョン(Region)が加山AIDCに入ったりもした。

SKT GPUaaSは、NVIDIA GPU H100を基盤とする。 H100は現在、韓国に導入されたGPUの中で最も性能が良い。 第1四半期中に韓国で初めてNVIDIA H200も導入する予定だ。

SKT GPUaaSの購読を希望する企業顧客はAIサービス規模や目的に応じてGPU数量と期間を選択し、単独サーバー・ファイアウォール・専用回線などオーダーメード型パッケージを構成可能だ。 パブリッククラウドとも相互連動が可能だ。 企業顧客が従来使っていたクラウドをそのまま活用しながら、SKTのGPUコンピューティングパワーを利用できるのだ。
 
SKTは、GPUaaSの正式発売前から100社を超える企業が具体的な内容を問い合わせるなど、サービスに対する業界の関心が高かったと明らかにした。 特に、大企業、中小企業だけでなく、AIを研究する各種大学と研究機関でも大きな関心を示しているという説明だ。
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