ロッテイノベートの子会社であるCaliverseが米国ラスベガスで開かれた世界最大の情報技術(IT)・家電博覧会であるCES 2025で、メタバース市場拡大と技術高度化に拍車をかけたと9日、明らかにした。
Caliverseは7日(現地時間)、NVIDIAと「ジーフォースナウ(GeForce Now)」の活用案について話し合った。 ジーフォースナウは、NVIDIAのクラウドゲーミングサービスで、機器の性能に関係なく、インターネットストリーミングを通じて高性能のゲームができるように支援する。
従来はCaliverseのメタバスサービスである「Caliverse」を駆動するためには高仕様のPCが必要だった。 これを克服し、一般PCやモバイル機器でも使えるようにするためだ。 この日、ブースを訪問したNVIDIAのNeil Trevett副社長は、メタバーススタンダードフォーラムの会長でもある。 彼はCaliverseを通じた韓国·米国·日本メタバース産業協会との連携について持続的に協議することにした。
Caliverseは同日午後もメタ(Meta)と没入型エンターテインメントコンテンツのアプリケーションを上半期にローンチングする案について話し合った。 また、利用者創作中心のプラットフォーム展開についても共同で議論することで協議した。 メタはAI基盤の独創的な技術を活用したCaliverseコンテンツに対して満足感を示し、今後、積極的に協力していくことを約束した。
Caliverseはさらに、イーサリアム系列(Layer 2)1位企業のアービトラム(Arbitrum)と健全なウェブ3.0生態系造成のための協業方向について議論した。 この日、両社は大規模な投資を含む広範囲な事業協力を約束した。 両社は相互間の事業シナジーについて共感し、持続的に協議していくことにした。
世界初のスマートフォン用ドームグラスフィルムと3D専用フィルムを開発したホワイトストーン(Whitestone)とも業務協約を結んだ。 一般映像を3Dに転換するCaliverse AIアプリケーションに対応する新型3Dフィルムを供給することにした。 両社は一般スマートフォンやタブレットPCなどに専用保護フィルムさえ付着すれば、映像コンテンツを実感できる立体画面で見られるようにするフィルムと専用アプリを今年上半期内に発売する計画だ。
Caliverseは8日にもアップル、ソフトバンクなどグローバル企業とメタバース拡張のために今後多様な事業領域で協力していくことにした。
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