ロッテショッピングが今年第3四半期の消費萎縮にも営業利益黒字を出す成果を上げた。 デパートとマート、スーパーは売上と営業利益が昨年同期より減ったが、eコマース事業は赤字幅を縮小し、ホームショッピングは黒字転換した。
ロッテショッピングは連結基準で今年第3四半期の売上は3兆5684億ウォンで、昨年同期比4.6%減少したと暫定集計されたと7日、公示した。
第3四半期の営業利益は1550億ウォンで、前年同期比9.1%増加した。 営業利益は昨年第4四半期から4四半期連続で昨年同期より増えた。
ロッテショッピングは、子会社の収益性改善努力が実績として現れ、連結営業利益が持続的に増加していると強調した。 純利益は289億ウォンで、53.3%減少した。
事業部門別に見ると、デパートの売上は7553億ウォンで、昨年同期より0.8%減少した。 営業利益は707億ウォンで8.0%減少した。
主要店舗のリニューアルによる減価償却費の増加と構造改善のための一回性費用、9月まで続いた猛暑によるファッション需要の減少などの影響があったとロッテショッピングは説明した。
その代わり、首都圏の大型店は累計売上が6.7%増加し、全体実績を牽引したと強調した。
ロッテデパートの今年第1~3四半期の累計売上は2兆4070億ウォンで、歴代最大を記録した。
グロサリー(食料・雑貨)事業であるマートとスーパーの売上は、物価高による家計負担と景気低迷の影響で、営業利益が10%以上減少した不振な成績表を受け取った。
マートとスーパーの売上はそれぞれ1兆4421億ウォンと3345億ウォンで、昨年同期よりそれぞれ4.9%、3.6%減少した。
マートとスーパーの営業利益もそれぞれ451億ウォン、123億ウォンで、11.6%、11.0%それぞれ減少した。
eコマース事業部門であるロッテオンは売上が269億ウォンで、14.9%減少した。 営業損失が192億ウォン発生したが、相対的に利益率が低い商品の構成比を調整し、営業損失幅は昨年同期より41億ウォン減った。
ロッテハイマートは売上と営業利益がそれぞれ6859億ウォン、312億ウォンで、5.5%、13.8%それぞれ減少したと明らかにした。
不景気や不動産低迷など業界に否定的な要因が続いている中、売上げの減少幅を昨年同期より減らした上、営業利益が2四半期黒字を出したと会社側は説明した。
ロッテホームショッピングは売上が2081億ウォンで、5.2%減ったが、営業利益が98億ウォンで、黒字に転換した。
ポートフォリオ調整を通じて低マージン商品の割合を縮小し、費用構造の効率性を高めた戦略が功を奏したと会社側は分析した。
ロッテホームショッピングは昨年第4四半期から4期連続で営業利益を改善している。
カルチャーワークスは国内映画市場の回復が振るわない影響で、売上は1306億ウォンで15.3%減少したが、営業利益は90億ウォンで、183.7%増えた。 販売管理費の削減努力とベトナムでの営業利益の改善が実績に反映された。
ロッテショッピングは第3四半期、ベトナムを中心に海外事業が堅固な実績を示した。 昨年オープンしたロッテモール・ウェストレイク・ハノイが興行し、デパート海外事業の第3四半期の売上が24.6%増加した。
ベトナムでの第3四半期の累計基準売上は昨年同期比180.8%増加した。
インドネシアでもMD(商品企画)改善効果が現れ、成長の勢いを続けている。
ロッテマートの海外事業も第3四半期の売上は0.4%増え、営業利益は12.2%増加した。 特に、ベトナムでは2022年第1四半期から11四半期連続で売上と営業利益が全て改善された。
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