先月、韓国の自動車輸出額が55億ドルを記録し、過去9月基準で歴代最高額の歴史を塗り替えた。
17日、産業通商資源部が発表した「2024年9月の自動車産業動向」によると、先月の自動車輸出額は55億ドルで、昨年同期比4.9%増加した。従来の最大実績だった昨年9月の52億ドルを更新したのだ。
累計基準でも今年1~9月の輸出額は前年同月比1.6%上がった529億ドルで最高実績を続けている。
このように韓国の自動車輸出が増えたのは、EV(電気自動車)の新車である起亜EV3の輸出本格化、SUVの輸出拡大、韓国GMの輸出回復傾向などによる影響が大きい。
エコカーの9月の輸出は、ツーソン、サンタフェ、カーニバルなどのハイブリッド車の需要が増加し、4ヵ月ぶりにプラスに転換された。具体的に輸出額は1年前より12.3%増加した19億6000万ドルと集計された。
先月のエコカーの車種別輸出現況によると、ハイブリッド車の輸出量は昨年同期より60.4%増えた3万7614台だった。ただし、EV、プラグインハイブリッド車、水素自動車は前年同月比7.3%、27.8%、60.0%それぞれ減少した。
9月の韓国の国内生産量は30万7000台であり、昨年9月より1.7%増加した。昨年9月より操業日数は平日基準で1日減少したが、主要完成車メーカーは海外需要を基に生産を拡大し、3ヵ月ぶりに月生産30万台を回復した。
内需販売台数は昨年9月より2.3%減少した13万1000台を記録した。ただ、エコカーの販売は5万9000台で、1年前と比べて37.9%増加し、ハイブリッド車の場合は4万6000台(63.9%)が販売され、月最高実績を記録した。
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