LG電子が冷暖房空調(HVAC)事業技術協力を強化する「グローバルヒートポンプコンソーシアム」をスタートする。
LG電子は23日から4日間、ソウル麻谷(マゴク)サイエンスパークで、「グローバルヒートポンプコンソーシアム」の発足式を行ったと24日、明らかにした。
行事にはLG電子が北米·ヨーロッパ·アジアに構築した先端ヒートポンプコンソーシアムで研究中の海外大学教授陣が参加した。
LG電子が次世代ヒートポンプ技術開発をテーマにグローバル統合行事を開催したのは今回が初めてで、主要技術と製品を紹介する一方、各地域別のコンソーシアムと進行する産学課題に対する深い議論を行った。
行事初日には北米コンソーシアムのアンカレッジアラスカ大学のGetu教授が「寒冷地空気熱源ヒートポンプモニタリング」を主題に、ヨーロッパコンソーシアムのオスロメトロポリタン大学のキム·ムングン教授が「ヨーロッパ特化ヒートポンプの寒冷地フィールドテスト」を主題に発表を進めた。
LG電子は今回のコンソーシアムを通じ、グローバル優秀大学と協力し、HVACの研究開発を強化する。 また、各コンソーシアムで進めているヒートポンプ技術の実証結果を適用した革新製品とソリューションで市場競争力を強固にする計画だ。
最近、炭素排出を低減できる高効率ヒートポンプはグローバル電気化・エコトレンドにより需要が急増している。市場調査会社のIBISワールドによると、昨年のグローバルHVAC市場規模は約584億ドルと推定され、2028年には610億ドルまで成長するものとみられる。
LG電子のチョ·ジュワン代表は“HVAC部門でB2Bビジネスを加速化し、その中心にはヒートポンプがある”とし、“コンソーシアムと共にグローバル電気化トレンドに合わせて脱炭素化ソリューションでヒートポンプ産業を主導していく”と明らかにした。
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