韓国政府がエチオピアとエネルギー、交通、保健医療部門などを重点協力分野に選定し、経済協力を強化することにした。
企画財政部は4日、エチオピアのアディスアベバを訪問し、エチオピア財務部、交通部、保健部、電力庁などと対外経済協力基金(EDCF)政策協議を3日に開催したと明らかにした。
EDCF(Economic Development Cooperation Fund)は発展途上国の経済・産業発展を支援するために韓国政府が発展途上国政府に長期・低利条件で貸す有償援助だ。エチオピアは支援規模基準、エジプトとタンザニアに続きアフリカ内のEDCF第3位の協力国である。
今回の政策協議は、今年6月の両国間首脳会談の後続措置の履行に向けたもので、経済協力の方向や重点支援分野、経済協力候補事業などについての協議が行われた。
現場ではエチオピアの関心が高く、韓国の強み分野であるエネルギー、交通、保健医療部門などの重点協力分野を選定し、来年から推進可能な候補事業について議論した。
また、事業の効果性を高めるため、無償援助機関との関連分野の事業連携と協力案を共に模索し、政府間協力を強化することにした。
これに先立って両国は今年6月、韓国で開かれた韓-アフリカ首脳会議でEDCF基本約定を更新し、エチオピア政府に対するEDCF支援規模を2024年から2028年まで3億ドルから10億ドルに増額した。
企画財政部は今回の政策協議を皮切りに、アフリカ主要国との経済協力政策協議を順次に行い、成長潜在力が大きいアフリカ国家の発展と韓国企業のアフリカ進出を支援する方針だ。
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