在日韓国人向けの民族学校だった京都国際高校が初めて日本全国高等学校野球選手権大会(夏の甲子園大会)で初めて優勝した。
23日、甲子園球場で夏の全国高校野球決勝戦が行われ、京都国際が関東第一を延長10回タイブレーク2-1で下して勝利した。決勝戦での延長タイブレーク突入は史上初だった。
尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は京都国際の優勝について「奇跡のような快挙」と評価し、優勝を心から祝った。尹大統領は「京都国際高校の韓国語の校歌が球場に力強く響き渡った」とし「過酷な環境で成し遂げられた奇跡のような快挙は、在日同胞に誇りと勇気を与えた」とメッセージを伝えた。
また、趙兌烈(チョ・テヨル)外交部長官も同日、全校生160人に過ぎない在日韓国系民族学校京都国際高校が100周年を迎えた甲子園高校野球大会決勝で主人公になったことについて、「京都国際高校が2021年のベスト4進出に続いて今回の2024年夏の甲子園で優勝というさらに大きな成果をあげたことに対して非常に誇らしくうれしいく思う」と、外交部の公式ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を通じて祝賀メッセージを伝えた。
一方、試合当日の野球場には京都国際高校の生徒と父兄、卒業生、そして在日韓国人など2800人余りが訪れ、熱い応援戦を繰り広げた。
在日韓国系民族学校としては初めて甲子園決勝に進出した京都国際高校に向けて、韓国内でも応援が続いた。特に決勝戦には最近赴任した 陳昌洙(チン・チャンス)大阪総領事も駆けつけ、応援に加わった。
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