小説「THE AX(斧)」を原作にしたパク・チャヌク監督の新作「仕方ない」がキャスティングを完了し、本格的な撮影準備に突入した。
俳優イ・ビョンホンと女優ソン・イェジンが夫婦役で初共演する同作は、「全て成し遂げた」と感じるほど、人生に満足していた会社員のユ・マンス(イ・ビョンホン)が突然解雇された後、妻のミリ(ソン・イエジン)と2人の子供を保護するために、苦労して用意した家を守るために、再就職に向けた自分だけの戦争を準備しながら繰り広げられるストーリーを描く。
特にイ・ビョンホンは「JSA」「美しい夜、残酷な朝」に続き、パク・チャヌク監督と再会することになっただけに、映画ファンの大きな期待を集めている。彼は崖っぷちに追い込まれた家長の切迫感と狂気溢れる圧倒的な演技を見せる予定だ。
同作でパク・チャヌク監督、イ・ビョンホンと初めて息を合わせることになったソン・イェジンは、夫の突然の失職にも関わらず、家族を守るために先頭に立つ強くて立体的な姿を演じる。
他にもパク・ヒスン、イ・ソンミン、ヨム・ヘラン、ユ・ヨンソクなど韓国映画界を代表する俳優たちが共演する「仕方ない」は、8月17日にクランクインする。
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