今年4月の出生数が18ヵ月ぶりに増加したものの、死亡者数が出生児数を超える人口自然減少が54ヵ月間続いた。
統計庁が26日に発表した「2024年4月の人口動向」によると、今年4月の出生児数は1万9049人で、昨年同月より521人(2.8%)増えた。月別出生児数は2022年9月に13人(0.1%)が増加した後、今年3月まで減少傾向を続けた。
4月の出生数が反騰し、人口1000人当たりの出生数を意味する粗出生率(crude birth rate)は4.6人で、前年同月比0.1人増えた。
市・道別の出生数は、ソウル、釜山(プサン)など11の市・道は増え、光州(クァンジュ)、大田(テジョン)など6の市・道は減少した。
同期間の死亡者数は2万8659人で、1112人(4.0%)増加した。死亡者数が出生数を超え、人口は9610人自然減少した。
市・道別では世宗(セジョン)を除くすべての地域の人口が自然減少した。人口自然減少規模が最も大きい地域は慶尚北道(キョンサンプクド)と慶尚南道(キョンサンアムド)で、それぞれ1195人、1080人が減少し、釜山(プサン)も1071人が減少した。
4月の婚姻件数は1万8039件で、昨年同期比3565件(24.6%)増加した。
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