米承認を控えた大韓航空・アシアナ、高効率機種に航空機統合

[写真=大韓航空]
[写真=大韓航空]

大韓航空がアシアナ航空との合併に備え、機材の先取りに乗り出している。 高効率機種に単純化しようという大韓航空のチョ·ウォンテ会長の経営戦略によって、大韓航空の新機種導入にも速度が出る見通しだ。 アシアナ航空は買収があまり残っていないだけに、固定費の削減に集中している。

8日、大韓航空が保有している航空機を見ると、ボーイング機材は全体の65%を占め、残りはエアバスが占めた。

ボーイングは747 400 4台、747 8i 9台、747 8F 7台、777 200/300/300ER 37台の計104台を保有している。 エアバスはA380 800 10台とA330 200/300 27台、A321neo 9台、A220 300 10台の計56台だ。

大韓航空はエアバス機材を増やし、ボーイングと同様の割合にする方針だ。 今後、合併になるアシアナ航空の保有機材でエアバスの割合が高いためだ。 アシアナ航空は69台の飛行機を運営している。 このうち、ボーイング機材は10台にとどまり、残りはエアバスだ。 アシアナ航空と機材を統合すれば、人材、整備など運営効率性が高まる可能性がある。 大韓航空は18兆ウォンを投入し、A350 1000 27台とA350 900 6台など、エアバス機種を追加投入することにした。 今回注文したA350 900機種はアシアナ航空が15台運用している。

特に、大韓航空のチョ·ウォンテ会長は今後、高効率機種に単純化することに焦点を合わせると繰り返し強調しただけに、B787、A350のような新機種の導入が相次ぐものと分析される。 グローバル航空業界の炭素中立規制がますます強化されている中、合併以後に長距離路線が増えることになれば、炭素排出も増えることになり、負担が大きくなる。 今回導入するA350 1000は胴体の50%以上が炭素複合素材で構成され、類似同級の従来の航空機より燃料効率を高め、炭素排出を25%減らした。 A380とB747はエンジンが4つであるため、維持費用が高く、時間をかけて整理に乗り出すものと見られる。

今年はB787 10台を輸入する計画だ。 ティーウェイ航空の大韓航空欧州路線移管によって、A330機団を貸し、これに代わる航空機として投入されるものとみられる。 ティーウェイ航空は今年、大韓航空とアシアナ航空の合併が実現すれば、大韓航空からA330 200航空機5台を借りて欧州路線に投入する計画だ。

アシアナ航空は財政難に陥っているだけに、機材導入より固定費節減に乗り出している。 会社は「役員退職金支給規定」に書かれている支給倍数の数字を下方調整することにした。 退職金規定を見直すのは2009年3月以来、15年ぶりのことだ。 買収合併直後、主要役員の交替などが決まった手順であるため、これに先立って退職金を手入れしたという分析だ。 乗務員の採用も止まっている状態だ。
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