![[写真=HMM]](https://image.ajunews.com/content/image/2024/03/05/20240305154947230852.jpg)
HMMの自社炭素削減量取引サービスが初めての顧客会社を迎えた。
HMMはドイツの物流企業「Hellmann」社と炭素削減量を提供する「グリーンセーリングサービス」の初契約を締結したと4日、明かにした。
HMMのこのサービスは、低炭素燃料を船舶に使用することで、直接的に減少させた炭素削減量を取引するもので、グローバル海運会社と企業の利害関係を充足させるエコサービスだ。
現在、グローバル企業はESG経営次元で炭素排出低減に努めているが、最近は原材料生産、製品運送、製品使用など企業の影響力範囲外で発生する炭素低減(Scope3)にまで広がっている。
HMMは昨年下半期、韓国で初めて船舶燃料にエコ「バイオ船舶油(Bio Marine Fuel)」を使用し、二酸化炭素(CO2)の排出を大幅に減らした。 このような削減量に対するScope3権利をドイツのHellmannに移管するのだ。
グローバル物流網で重要な役割を果たしている海運会社各社は、バイオ船舶油やメタノールなどの代替燃料を導入し、炭素削減を推進している。 これを受け、HMMもバイオ船舶油の使用量拡大、代替燃料の導入、多様な協力策の開発などを通じ、グリーンセーリングサービスをさらに拡大する方針だ。
HMM関係者は“エコ運航は今や全世界的に必須的な要素として位置づけられている”とし、“今回のグリーンセーリングサービスはエコ政策が新しい機会になりうることを示す事例”と述べた。
亜洲日報の記事等を無断で複製、公衆送信 、翻案、配布することは禁じられています。