韓国の交易条件、8ヵ月連続改善···半導体輸出額6年ぶりに最大上昇

인천 중구 인천컨테이너터미널에 컨테이너가 쌓여 있다 사진유대길 기자 dbeorlf123ajunewscom
[写真=亜洲経済]

韓国の交易条件が8ヵ月連続で改善された。輸出と輸入価格がいずれも下落した中で、輸入価格が鉱山品輸入価格の劣勢で大きく下落したためだ。最大の輸出品目である半導体は、輸出量が2020年2月以降最も大きく増え、輸出金額も6年1ヵ月ぶりに最大幅に増えた。

韓国銀行が28日に発表した「2024年1月の貿易指数および交易条件」によると、先月の純商品交易条件指数は前年同月比3.1%上昇した87.24を記録した。純商品交易指数は2021年3月以後27ヶ月ぶりの昨年6月(85.39)に上昇転換した後、先月まで8ヶ月連続で上昇傾向を示した。純商品交易条件指数は、1単位の輸出代金で輸入できる商品の量を指数化した数値だ。

純商品交易条件指数が改善傾向を続けたのは、輸入価格の下落傾向が輸出価格の下落より大きかったためと分析される。交易条件指数は通関基準で作成されるが、先月、天然ガスなど鉱産品(-14.8%)の輸入価格の下落が続き、輸入価格が4.2%下がった反面、輸出価格は半導体の輸出価格が上昇転換され、輸出価格の下落幅が縮小されて1.2%の下落にとどまった。

同期間、輸出物量指数は1年前より17.1%上昇し、5ヵ月連続の上昇を続けた。乗用車などを中心に運送装備(18.3%)などが増えた中で、半導体を中心にコンピュータ・電子および光学機器が26.9%増加したことによるものだ。特にコンピューター・電子および光学機器は昨年11月(15.3%)、12月(16.1%)に続き3カ月連続で二桁の増加率を見せている。

輸出金額指数(米ドル基準)も15.7%上昇し、4ヵ月連続で上昇している。農林水産品(-1.7%)が下落したが、運送装備(21.4%)、機械および装備(16.3%)が増えた中で、輸出物量指数と同じくコンピューター·電子および光学機器(30.6%)が急増した結果だ。ドル基準の輸出価格が1.2%下落し、輸出金額指数の上昇率が物量指数より低くなった。

韓国の輸出をけん引したのはやはり半導体だ。半導体の輸出物量指数は先月351.92で、前年同月比48%上昇し、9ヵ月連続上昇した。上昇幅は2020年2月(51.2%)以来最大だ。輸出金額指数も前年同月比55.5%上昇した190.25と集計され、3ヵ月連続上昇した。これは2017年12月(67.3%)以後、6年1ヶ月ぶりに最大上昇率だ。

輸入物量指数は3.9%下落し、7ヵ月連続減少した。石炭および石油製品(15.4%)、機械および装備(8.4%)などが増加したが、鉱山品(-7.4%)、化学製品(-10.1%)などが減少した結果だ。米ドル基準の輸入金額指数は7.9%急落し、11ヵ月連続下落している。石炭および石油製品(14.4%)、機械および装備(5.3%)などが増加したが、鉱山品(-14.8%)、化学製品(-15.9%)などが減少した影響だ。ドル基準の輸入価格が4.2%下落し、輸入金額指数の下落幅が輸入物量指数よりも大きかった。



 
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