昨年、韓国のウイスキー輸入量が過去最大を記録し、「ウイスキーブーム」を証明した。
15日、関税庁輸出入貿易統計によると、昨年のウイスキー輸入量は3万586トンであり、過去最大を記録した。これは2022年(2万7038トン)より13.1%(3548トン)増加した規模だ。
ウイスキーの輸入量はわずか2021年までは1万トン台を維持していたが、2022年には2万トンを超えた後、昨年は3万トンを突破した。
輸入金額は昨年2億5957万ドルで、2022年(2億6684万ドル)より2.7%(727万ドル)減少した。
このようなウイスキーブームはMZ世代(1981~2000年代生まれ)が主導した影響が大きいと分析される。高価なウイスキーよりコスパの良いウイスキーを好む傾向が影響いたためだ。
一方、昨年のワインの輸入量は5万6542トンにとどまり、3年前の2020年(5万4126トン)水準に戻った。コロナパンデミック当時はワイン需要が大幅に増え、2021年には輸入量が7万6575トンに達して過去最大を記録したりもしたが、2022年にも7万1020トンを維持していたワインの輸入量は、昨年再び急減に5万トン台に戻ってしまった。昨年の輸入金額は5億602万ドルで、2022年(5億8128万ドル)より12.9%も減少した。
ビールは2023年に23万8695トンが輸入され、2022年の22万8747トンより4.3%(9948万トン)増えた。特に昨年の夏は日本ビールの輸入量が大幅に増え、7月基準では過去最大を記録したりもした。2018年38万7981トンでピークに達したビールの輸入量は2019年年から減少傾向を続けたが、日本のビールの人気で昨年はやや反発したのだ。
亜洲日報の記事等を無断で複製、公衆送信 、翻案、配布することは禁じられています。