9日、韓国の国会本会議で宇宙航空庁を設置する法案や犬の食用禁止法案が通過された。
与野党はこの日全体会議を開き「宇宙航空庁設立および運営に関する特別法」制定案と「犬の食用目的の飼育・屠殺および流通など終息に関する特別法」制定案を表決に付し各々可決した。
宇宙航空庁設置法は、科学技術情報通信部傘下に宇宙航空庁を設置することを核心内容としており、早ければ5月に発足する見込みだ。
新設される宇宙航空庁は、科学技術情報通信部をはじめ、産業通商資源部、国防部、国土交通部に散在していた宇宙航空分野の研究開発と政策樹立業務などを引き継ぐ。宇宙航空庁の設置は、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の大統領選候補当時の公約の一つだった。
犬食禁止法は、食用を目的に犬を飼育・増殖したり屠殺する行為、犬を使って調理・加工した食品を流通・販売する行為などを禁止する内容が骨子だ。食用目的で犬を屠殺すれば3年以下の懲役または3000万ウォン以下の罰金、犬を飼育・増殖・流通すれば2年以下の懲役または2000万ウォン以下の罰金に処する。
ただし飼育・屠殺・流通などの禁止と違反時の罰則条項は処罰猶予期間を置いて法案公布後3年が過ぎた日から施行される。
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